店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > 新発田コモタウン〜ウオロクとフジミ〜
2000.9.16更新

新発田コモタウン〜ウオロクとフジミ〜

いやいや。。。(^^ゞ久々の更新でございます。。もっとも、誰も見てないから更新しなくても良いんですけど・・・。(こら!)久々だから、全国区なスーパーにしようかな・・・。と思ったんですが、地元スーパーも応援しないとな。。と思い行って来ました。

ところで、わたし色々な人と話したとき「ウオロク」って言うと、大体の方が「あ〜。魚やさん??」と言う答を返してきます。^^;今回は、いま「らくだのこぶ」でも話題となっている(?)CGCウオロクの地元、県北の地、新発田市(しばた)へ行って参りました。

確かにこのウオロク、本格的にスーパー業に乗り出すまでは「魚六」と言う名前でございました。新発田市街地の魚屋さん。それが、現在では県内26店舗を展開する、県内では名の知れたスーパーに成長したわけでございます。そんな新発田市は、人口約8万人。新潟市から車で約30分北へ行った、中世、江戸時代には城下町として栄えた街。現在では、バイパス工事や高速道インター建設など、21世紀に向けて着々と前進している街です。(^^)新発田市郊外は、米を中心とした農業が盛んで、市街地はそれを主として扱う商人の街として、今も精神を受け継いでいます。(・・・・と勝手に、新発田を分析してますけど・・・違ったらゴメンナサイね。)(^^ゞ

新発田市中心部の地図
上は新発田市の地図でございます。右、西側が新潟市方面、左、東側が山形方面。ある意味、交通の要所として栄えているのですね。市街を迂回する国道7号線、新発田バイパスに沿ってウオロク店舗、競合店舗が営業しています。

国道端の店舗は、駐車場も広くSCタイプが多い。一方、新発田駅寄りは、住宅地が多く各店舗もそれに合わせた、落ちついたスタイルです。

グリーンコートウオロクは、市街に近いSCとして、また、ウオロクモデルとして、地元に愛されてます。衣料品、ファーストフード、各テナントがあります。

豊町店は、住宅地の中に狭いながらも営業。隣りには、TUTAYAの店舗もあり、重宝なお店。

中央店は、新発田市中心部のお店。発祥の地??ウオロクの原点、狭いながらも落ちついていました。

城北店は、国道端にもかかわらず、狭いお店。ただ、市内ウオロク唯一、零時まで営業しています。コンビニ感覚で利用できるお店と見ました。

サムズ住吉店。最近の住宅地の中で営業。すぐ近くにあった、旧御幸町店をスクラップ。引越。新発田では、初のサムズ展開のお店です。

写真・新発田市舟入町3丁目 ウオロクとコモタウン
グルメシティ新発田店。これは、ダイエー新発田店を数年前に業態変更。・・・と言いつつ、今回は見てこなかったので。。説明不足でスミマセン。(^^ゞ

上の地図からでもわかる様に、新発田はまさにウオロク1色!地域に絶大な支持を得ているスーパーと言う事は、行ってみると解かります。やはり、地元のお客さんて大事なんだなと思いますね。

で、今回は近年オープンしたばかりで、新発田の新しい名所と言える【新発田SC・コモタウン】COMO TOWNを偵察しました。それと、このコモタウンの道路隔てた所に、今新潟で急成長しているパワーズフジミの新発田舟入店も偵察してきました。( ̄ー ̄)ニヤリッ
パワーズフジミは、新発田市初の出店です。コモタウンのすぐ隣りに出店するとは・・・・恐るべしフジミ。。(笑)

写真・新発田市舟入町3丁目 コモタウン
この、コモタウン。以前、周辺は田んぼが広がっていた地域でした。国道端に面してはいましたが、この度区画整理事業として完成した街。SC南側には、真新しい住宅が立ち並んでいます。新しい顔のお目見えです。この、コモタウンメインの店舗として、ウオロク、HCムサシ、電気の真電。いずれも、コモタウンに出店前は、市内各地に別々に営業していました。そして旧店舗をスクラップ、このコモタウンへ引っ越してきました。

上の写真は、コモタウン南側。手前からウオロク棟、PIO21(地元テナント棟)HCムサシ棟となります。屋上駐車場有り、棟は歩道で繋がっています。・・・そのHCムサシ棟の向こう、道路一本隔てた所に、パワーズフジミ。。。PIO21の看板(決してジ○スコの看板ではない(爆))の隅に見えませんか???コモタウン北側(ウオロクの道路隔てた真向かい)には、真電、マルカワ、カメラのキタムラ、アルペン。。など、その他、続々建設中です。

写真・新発田市舟入町3丁目 サムズウオロク コモ店
ウオロク棟と隣接する、PIO21(ピオ21)は地元商店テナントが入っています。くつのナベタニ、美容室、花のみどりや、衣料品、ファンシー、飲食店など。その他、大手薬品、ピーコック、ロッテリア、HIT SHOP(携帯屋)、銘酒館。飲食街は、夜10時まで営業しています。

ウオロク棟には、マクドナルド、ATMコーナー、コムサイズム、ボーレなど。食品売り場に面しては、女性化粧品売り場、美容室、原宿シャイン、ウオロク衣料、珈琲ショップなどがあります。女性向でしょうか。(^ー^)店舗の作りとしては、豪華と言うよりも、ちょっと遊びがてらに行ける感じ。家族連れから、小中高校生から、若い2人連れから、怪しげなヤンキー(爆)ヤマンバなどなど・・・・。様々な新発田な人達が集まる場所です。(^m^)駐車場に停めてある車も、山形、庄内ナンバーが目立ちました。(国道端)結構、山形、福島方面から、新潟市へ遊びに来る若者が多いらしいです。

このサムズウオロクコモ店。夜10時までの営業となっています。店内も最近流行りの天井がグレイ系????落ちついた雰囲気。青果コーナでは、入り口真正面に、ど〜んと果樹が。りんご、なし、ぶどう。とにかく、フルーツの量が物凄い・・・。秋の食材提案として、きのこご飯の素や、その他、混ぜご飯の素を関連陳列販売。販促も活かしての展開でした。

鮮魚コーナ。うーん。まさに、ウオロクですねぇ〜。ピチピチの鮮魚。秋のサンマも平ケース展開。(と言っても塩干類以外は平?)お刺身も、1000〜298円と買いやすいプライスに押さえてあります。あとは、強気の「金目鯛」。これにはいつも驚かされますねぇ。その一角に、「お魚やさんのお寿司」。イキのイイネタ。"製造後5時間で値引き、6時間で廃棄処分します。"のPOPが。「うわぁ〜。言い切るかぁ・・・。こんな表示はじめた見た。。」県内外、このような対応している売り場は他にもあるんでしょうね。。やはり、ウオロク。県内スーパーで、魚の拘りでウオロクの右に出るものは居ないのかしら??^^;

お肉コーナーは、まさにオリンピック!!!丸大食品の販促をフルに活用し、平ケース対応。田村選手が微笑んでおりました。(笑)平ケースって、残り物置き場化するスーパーの多い中、こちらは売り込みたい商品をどーんと拡大。まとめてありました。オープンケースでは、松坂産和牛を売り込んでいました。(これも、オリンピック展開???)松坂よ。。恐るべし。^^;

お惣菜コーナーは、秋の食材、また「ウオロク特製コロッケ」も登場!! (食べた事があるが、柔らかくて美味しい。)隣りのリカーコーナーでは、キリンの「秋味」を販促を使ってバッチリ売り場をきめる。リカーコーナーに面し、ドラッグコーナー。この一体、少し区域が入り組んでますが(笑)入りやすいので許します。(ナニを偉そうに)

最近登場した、CGC「断然お得」各所でアピール。カップ麺とサラダ油をメインに売り込んでいました。レジが10台ありました。結構、お客さんがいて混んでおりました。店内も、秋の食材や雰囲気が出ていましたし、鮮度も凄くいいです♪さすが、地元だなぁ〜。。。ウオロク強し!!全店、こんな売り場だったらイイのに・・・。と新発田市民を羨ましく思いました。

写真・市内舟入町3丁目 パワーズフジミ新発田舟入店
・・・で。そのウオロクに対抗すべく(?)新発田に初出店の、パワーズフジミ。店舗は。いたってシンプル。新潟市の近江店とまったく作りが同じ。。店舗前には、コインランドリー「しゃぼん」があり便利さを追求しています。駐車場は、どこも満杯で「どこのフジミもイツも駐車に苦労する・・・」(笑)・・・と、駐車スペースがもともと足りないのか、またフジミの魅力に取り付かれたお客が、予想以上に押しかけるのか。。。。teruも最近は、チェックしているスーパーです。

このパワーズフジミ新発田舟入店。営業時間が、休日:午前8時30分開店〜午後7時閉店。平日:午前10時30分開店〜午後7時30分閉店と、時代の流れに逆行???パワーズフジミの他店舗自体も、同じような時間帯ですので、フジミを御存知な方々は、当たり前なのでしょうが。。^^;

では、なぜ営業時間が短いパワーズフジミが、今この時代に企業として急成長しているのか????・・・とワタシも、あんまり買い物した事無いので解からないんですけど。。たまに新潟市内の我が里寄りの店舗は利用しますが。。
(1)何が安いか、何が特売品かが解かりやすいし、買いやすい。
(2)安かろう悪かろうではなく、安かろう良かろう。
(3)売り切れ御免の方向で売っているので、市場っぽくて鮮度が良い。
(4)店内に活気があって、思わぬ発見がある。(チラシに載っていない特価品)

と、これはホンの一例。。(ワタシの勝手な憶測)日々買い物している方にも意見が聞きたいですねぇ。・・・固定客と言うか、このフジミは妙に客を引き付ける魅力があるのでございます。知らない方は是非、見て欲しいです♪

さて、新発田舟入店も同様。青果コーナーはダンボール売り。フルーツ野菜もずらっと勢ぞろい。お魚コーナーは、売り切れ御免の為か、お客で混んでいるのにも関わらず、オープンケースが真っ白け。。。・・・なんか、いつ、どこの店舗行っても、フジミの鮮魚売り場って真っ白だよな。。午前中早く来ないとダメなのかしら。^^;お肉コーナーは、切りたてのピッカピカのお肉が牛肉中心にずらっと。豚ロースを売り込んでいました。お店全体的に、所狭しと特売品、特価品が積まれており、お客でごった返しているので、すれ違うのもヤット。店内通路も、広くはないので、他人にぶつかったり、子供に足を踏まれたり。←今回の実話・・・。(涙)

季節感は無いにしろ、鮮度感、安さをアピール。最近のスーパーが忘れている「何を売りたいか」がハッキリしています。・・・フジミの魅力は、こんな小さな積み重ねから来ているのかもしれませんねぇ。。

さてさて。今回は、コモタウン&パワーズフジミを、解体して見ました。(^^)これから、新発田市は新交通時代を迎え、新規同業が進出してくるのは避けられないでしょう。地道な努力、お客さまのニーズにあった売り場で頑張ってほしいものです。また、国道7号線沿いと言う事ですので、お近くを御通りの際には、是非お立ち寄りください!みなさんも分析してみましょう!!

ちょっと一息。teruのコーナー


写真・新発田市舟入町3丁目 コモタウン歩道付近
余談と言ってはなんでございますが・・・・(大変失礼ですが・・・)コモタウンの一角に、左写真の石碑がぽつんと立っております。新発田と言ったら、「あやめ」そんなあやめが描かれた石碑。

一刻を惜しみ商いつヽけこし
あやめ路いつか
蝉しぐれふり

フジエ


これは、ウオロク創業者。故・葛見フジエ氏の言葉であります。
商いとは何ぞや・・・と考えさせられました。。。うーむ。

広告