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2001.10.12更新

中越地区初!! パワーズフジミ・三条パルム店10月11日オープン


写真・三条市神明町 パルム1
1月末に撤退したジャスコパルム店跡地。物件は地元三条市。
写真の上部看板と店舗側壁の看板はフジミ出現と関係無く、白いまま店名も表記されておりません。フジミ出店に伴って、特に外壁なども塗り替えたり、新たに器具を取り付けたりという個所は、ありませんでした。

ただ、正面入り口と昭栄通り入り口上部に、写真でお馴染みの「えぶりでーろーぷらいす・パワーズフジミ」のネオン文字だけ。あと隣接する個人テナント棟「パルム2」は、色々外装を変化。看板を付けてみたり、ネオンをつけたりと明るくなった感じ。・・しかし、店内は新たなテナントが一部開いたものの、未だ空きスペースが(店舗として)埋まらない状況。展示物等で綺麗に飾ってあるので、努力は大ですが。

交差点の信号機も新しいものに変わったり、生まれ変わって引き続き営業しているんだと、張り紙あったり。「とにかく再開発パルムは、失敗だったとは言わせたくない」行政側の気持ちが伝わってくるのです。ですから、このフジミ出現が今後の「パルム」の運命を左右すると言っても、決して過言では無いと思います。(現実として)

周辺はこの8ヶ月間見られなかったであろう、多くの人影が見られました。真っ暗だったパルムも明るくなっていました。あと、フジミ出現と共に変わった事は「買い物をすれば2時間無料駐車」清算機導入に伴い変化したようです。・・再開発地と言う事で、必然的に立体駐車場しかないパルム。駐車場から店舗が遠いのに駐車料金が必要。・・と市民にヒンシュクを買っていた??最大のネックが多少は緩和された形となりました。

今回オープンしたのは1階部分。あと、立体駐車場に通じる2階フロアも立ち入りは出来ます。しかし売り場にはなっておらず、今回はジャスコが撤退したままのフロアに通路部分と、特設コーナー(楽器販売?)を囲むように紅白の幕が、張ってあるだけでした。・・八ヶ月ぶりの懐かしい売り場。2階以上は立ち入れません。100円ショップやスポーツクラブ等も誘致するとかしないとか・・。2階が活用されるまでは、少々時間がかかりそうです。

ジャスコ当時、1階は食品売り場と、ファーストフードコート、セントラルコートに大まかに分かれておりました。食品売り場スペースは、そのままフジミ。セントラルコートに大手薬局、フードコートは売り場とは壁で仕切って、長岡ケーブルテレビ(NCT)の業務フロアとして利用している模様です。

大手薬局のスペースは、床を張り替えるでもなく、ただ棚を設置して商品並べただけと言った安上がり出店。・・と言っても、きちんと売り場になっております。しかし、近くの三条市役所前にドラッグフジイがありますから。今後?

フジミ売り場は、ゴージャスにカネかけて、まったくもってあの「お馴染みフジミ売り場」に激変しておりました。パルム自体、ほとんど大改装もしなかったので、フジミの売り場の雰囲気が妙に目立ちます。最近のフジミ新店と同じ雰囲気ですが、かなりジュラシック化が加わっている感じです。

天井はブラック。壁や柱は下部がレンガ作り風、上部が鏡張り。オープンケースの上には人形やらイミテーションやら。什器もブラック中心。こちらも以前の旧ジャスコ鮮魚、精肉バックヤードの壁をぶち抜いておりました。基本的に壁をぶち抜いた分、平ケースを主として展開しておりました。あと鮮魚コーナーが旧ジャスコ売り場より広い。

リカーコーナーの充実とフジミらしく生鮮当日仕入れ、当日売り切りを徹底して行くそうです。酒のケース売りも実施。鮮魚コーナーでは、こちらも「さかな屋の御寿司」を展開。生鮮コーナーでかなりの平ケースを使っているので、通路含め売り場が全体的に狭くなってしまいました。・・もっとも、狭くなって商品満載と言う売り方をしているフジミにとっては、丁度いいのかもしれません。

・・と言う事で、やっぱりフジミ、夜7時30分閉店。でもまあ、ジャスコ当時も7時30分閉店でしたから。朝早く、夜早い市街地店舗と、フジミの営業スタイルが一致した街と言えるのでしょうか?中越地区・試験店舗・パルム店。もし、これで実績が得られれば、県央地域にも続々出店するのでしょうか・・。三条市民がフジミにどんな決断を下すのか。目が離せません。

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