店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > 暮らし発見 新大陸!! アークプラザ新潟開店
2002.6.26更新

隣の「美の里団地」より広い?
日本最大級・売場面積10000坪・アークプラザ新潟 6月25日オープン
〜日本海東北自動車道・新潟亀田インター隣・新潟市姥ヶ山・敷地30000坪・巨大SC誕生〜
スーパーセンタームサシ・フードデポ・ジョイフル2・ジョーシンが一挙にオープン


写真・新潟市姥ヶ山 アークプラザ新潟
周辺に与える影響は大きい 新潟市周辺に限らず、下越地域と言う広域的な顧客を狙う
※右手・ムサシとフードデポ 2階はジョイフル
※左手・ガーデンセンター
※奥・資材センターとエクステリアセンターとジョーシン

新潟市南部と亀田町周辺の地図
とうとう、新潟市南部・日本海東北自動車道・新潟亀田インター隣に「アークプラザ新潟」がオープンしてしまいました。ムサシらしい色使いな物件?新潟市民が亀田のアピタへ出向く足を、パッタリ止めてしまうような立地です。

スーパーセンタームサシ新潟店、厳選食材広場・フードデポ新潟店・総合カルチャー・ジョイフル2新潟店・ジョーシン・ピットワン新潟南店と言う構成。スーパーセンタームサシ敷地内のエクステリアセンターと、ガーデンセンターも同時オープンしました。

「プロ価格で販売・いまだかつてないスケール、価格、アイテム。無かった物が売っている。」・・と言う事でございます。北陸道、磐越道、日本海東北道の集結する新潟市南部。・・新潟市だけにとどまらず、周辺にも大きな影響を与えそうです。

正直言いまして、わたしはホームセンターに関してはシロートですので、簡単に書かせて頂きます。写真でお楽しみください。

写真・新潟市姥ヶ山 スーパーセンタームサシ新潟店
こちらのホームセンター棟は、ムサシとフードデポ、2階にジョイフルと言う構成。ホームセンター側入り口付近にはサイクルコーナーも。資材センターは天井が高く、野外部分からフロア続きで、何の障害も無くスッと屋内ホームセンター売場へと続きます。通常、この手の店は屋外部と屋内部がハッキリしておりますが、余計な壁などが無く、レイアウトも上手く組んであり、 いつのまにか屋内のホームセンターへ入ってしまった。と言う違和感の無い、一体化した作りとなっております。

ペットセンターもあり、またアークランドの地元三条の金物を存分に並べた??売場も満喫できます。小ロットもシッカリ品揃えし販売。三条店は市道を挟んで、各棟バラバラの立地で非常に買いづらい感じですが、こちらは一体化していて買いやすい個所も。ただ予想通り、非常に広過ぎるため、買い物に非常に時間がかかり、どこに何があるか覚えるのに3年はかかるほどの広さ・・。(笑)まあ、休日ゆっくりと見て回る分には十分楽しめるお店。イオンエクスプレスのような、コンビニがあると便利かもしれません。「無かったものが売っている」とあるように、確かに無いものが無い・・と言う。書ききれないほどです。(日本最大18000アイテム)

ホームセンターフロアから、直接フードデポやジョイフルへは通じておらず、一旦屋内通路を出てからとなります。2階のジョイフルへは屋内通路にあるオートスロープで。フードデポへは、そのままオートスロープの横を通り、売場へ抜ける流れ。ジョイフルはアートなフロアです。美の世界に通じる者なら、もう卒倒するであろう品揃え。美術大学ってこんな感じか?と言う思い。アンティークな輸入雑貨も品揃えしており、怪しげな女子高校生が多数見うけられました。やはり女性に受けるのでしょうか。そのアンティークな雰囲気のまま、イタリアンレストラン・カフェへと。自家焙煎コーヒー販売なども。カフェが舞台のようになっており、売場とマッチングしていて違和感が無いのに感心しました。・・美の世界。ステキですね。

写真・新潟市姥ヶ山 ランドジャパン・フードデポ新潟店

エクステリアセンター
フードデポ。雰囲気的には新潟で言えば、ウオロクデッキー401店に近い感じ。関東で言えばクイーンズ伊勢丹をグッと安っぽくした感じ。天井ダークの什器グリーンと言う、最近のパターンでございます。さすがにスペースが広いので、細かい品揃えから業務用の品揃えまで。高品質な食材も品揃えしつつ、平ケースで安い冷凍食材も品揃えしつつ、大パックも品揃えしつつ、拘りの品も品揃えしつつ・・。生鮮食品が全体的に量目が多い売場も。もっとも、オープニングセールですし・・。また、週末型なのでこれでイイと言う気もします。業務用から拘りの品まで・・と銘打っておりますので、売り方もコーナーによって違います。細かく見ていくとある意味、結構楽しめます。

・・ただ、お惣菜売場が少々単調過ぎて、ボリュームに欠ける気も。品数はそこそこ多いものの、陳列に工夫が無くもう二ひねり欲しい。競合店は惣菜売場の充実で、フードデポ打倒と言う手も・・?リカーコーナー、銘店、ドラックもあり、フードコートもあります。・・しかし、買い物カゴ。往年の原信を思い出すようなシロモノ。・・しかし、原信の旧カゴ。新津の某スーパーで見たような。(謎)

ガーデンセンター
ガーデンセンターは、ガーデンストーンから植物までありとあらゆる関連商品の品揃え、インテリアとして使えるものも結構あります。エクステリアセンターも、ステキな素材が揃っており、我が自宅の外壁やコテージなんかに使いたい。ログハウスもイイですね。

資材センター

敷地内にオープン ジョーシン・ピットワン新潟南店
資材センターは先ほど簡単に書いた通りです。揃わない木材や鉄材などが無いと言うほど。自家用車を乗り付けて積み込めます。ジョーシン・ピットワン新潟南店。家電製品とキッズアイテム、パソコンやゲームソフトなどを品揃えしたお店。通常のピットワンの店舗よりも、キッズ中心に絞られていてムサシとの住み分けを考えた品揃えになっている・・。のでしょうか。

・・と、簡単ではありますが書いてみました。新潟県内の方には、是非見ておいて頂きたい店舗であります。話題性と言う意味でも。周辺のホームセンターの影響としては、ムサシ自体はこの店舗新設にあたり、周辺既存店をスクラップしており、コメリ、ひらせい、ユーホームなどが大と考えます。フードデポとアピタ食品売場を比べるならば、やはり本業の?アピタの方が充実している気も。ただ、一方は業務用も含めた売場ですし、もう一方は通常の食卓を演出する、お惣菜などが中心の売場ですから・・。

一概にどうだとは、言えないと思います。価格は平均的に安いと言えば、アピタとなるのでしょうが、ポイントで押さえていけば、フードデポやスーパーセンタームサシとなるのでしょう。・・しかし、あれだけの広い売場をポイントだけ記憶してパッパッと買っていく・・。それだけのベテラン主婦は・・数少ないと思います。やはり、週末に買い物計画立てて、ショッピングを楽しむ店舗なのでしょうか。その分、平日の買い物が減り、周辺のスーパーは苦悩するかもしれません。しかし、逆に平日買わせて週末買わせないと言う手も。疲れ切った、会社帰りの平日は・・。わたし個人であれば、買い回りしやすい、お惣菜とお刺身が充実したお店。でしょうか。

いずれにせよ、デポと同じ価格と品揃えをしてしまうと、ドツボにはまる・・。と言うのは、みなさまベテランは百も承知でしょう。正直、周辺スーパーにあってデポに無いもの、周辺スーパーは充実しているがデポには欠けているもの・・結構ありました。実際、デポをご自分で見てみて、自分の売場を眺めてみると・・。案外、勝てる売場になる・・と、ナニかひらめくものがあるはずです。

・・しかし、久々のオープン初日偵察。客より多い?スーツ姿のおぢさまが、あちらこちらにゾロゾロと。(言ってるわたしも、既におぢさま)・・壁に耳あり障子に目あり、売場にteru氏ありで、色々な?情報仕入れてきました。(笑) 滞在時間4時間
ふぅ。

そのアークプラザ新潟と目の鼻の先・・既存店舗ではどう対応するのか
〜大幅リニューアル・キューピット長潟店(ながた) 静かに迎え撃つ?アピタ新潟亀田店〜


写真・新潟市長潟 キューピット長潟店

写真右・亀田町鵜ノ子5丁目 アピタ新潟亀田店
車で二分足らずのアピタ 500mのキューピット 苦悩である
■その、アークプラザ新潟に一番近いスーパー。キューピット長潟店では大幅リニューアルをして、来る日を待っております。・・狭い店舗を、上手く利用して内装を全面的に変え、品揃えも見直した模様。外装も古びた感じから原信風?のスタイルで。・・一時期、アークプラザとの近距離と売場面積との比較で、閉店かと言うウワサもありましたが。あえてリニューアルで挑みました。相手は厳選食材と言う事で、広い売場スペース・多くのアイテム数でお客のニーズに答えて行くようです。

ハコは美しくなりましたが、キューピットの既存品揃えや、売場スペース的に、かなり厳しく難しい状況だとは思いますが・・。フードデポ。一体どんな売場でオープンするのか。顧客をどれだけ残していくかが課題のようです。頑張って頂きたいです。

■アピタ新潟亀田店。・・特に大規模なリニューアルは無く、静かにその時を待っている模様です。業態が多少違いますが、ユーホーム・アピタ食品売場とアピタ1階部分のコーナーで、アークプラザ新潟と品揃えがダブるフロアも。アークプラザの実態を見極めてから、売場を大幅に見直す・・。と言う事なんでしょうか。屋上からアークプラザが見えるのもコワイ。

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