店舗偵察レポート

いよいよ待望の、原信マーケットシティ白根。行ってまいりました。白根市街南部、国道8号線近くにビックにオープンしました。原信白根店、蔦屋書店(漢字の方)、ドラックトップスなどで構成されるSCでございます。周辺は田んぼが残る地域です。どうやら、蔦屋書店・ドラックトップスも原信同様、11/21にオープンしたと言う事。まさに白根市に新名所登場です。

原信外装は、この一年間見慣れたもので、どうやらクリソツ店舗だと言う話もありますが、親バ○感覚で、やはり美しい・・。まあ、ドコの設計事務所か知りませんが、夜になるとネオンサインがもっと美しいので、まあ大目に見てやろうと思います。(笑)

店内は、青果・鮮魚・対面付き畜産・弁当材料から、サラダコーナー、弁当寿司、惣菜、ベーカリーと繋ぐ最近のスタイル。ただ、マクドナルドがありませんので、そのまま次がフードコートとなっています。天井も高くなく、スケスケ垂れ幕は少ないです。今までと変わってきているのは、鮮魚売り場が徐々に鮮魚売り場っぽくなっている事でしょうか。畜産も畜産っぽくなってます。

この一年、現スタイルで新店を出し続ける原信。しかし、中身は一店一店、変化しつつあるようです。進化はとても良い事です。青果売り場だけではなく、生鮮全体に特色を持たせ始め(悟りを開いたのか)、フレッシュ観も出てきている様です。

パワーズフジミ笹口店のオープンを横目で見ながら、大幅リニューアル工事中に沈黙を守っていた、あのウオロクがオープン。やはり、今回もいつものスタイルで、いつもの様に、以前の跡形も無いリニューアルをやらかしてくれました。原信と違い、こちらはひたすら既存店の大幅梃入れに、従事する2002年でございます。(もっとも、今までが放ったらかし過ぎた)

店内もこの一年、築き上げてきたスタイルを前面に出し、天井もブラックとやはり高級風にライトも活用し、売り場を盛り上げる。導線は物件上、以前とほぼ変わらないものの、ウオロク売り場だけにまとめたので、かなりスッキリした感じです。鮮魚・畜産・惣菜の平ケース部分が多く、業務用コーナーや箱売りコーナーも無いので、その分生鮮食品が強化された感じを受けます。しかし、レジとサッカー台と出入り口の距離が短過ぎて、混雑気味でしたけど。まあこれも、オープニングの時だけなんでしょう。(と言わず、いつも混んで欲しいだろうけど)

パワーズフジミが鮮魚特化したので、こちらの売り場半分は鮮魚売り場になると、恐ろしい予想をしておりましたが(笑)特に相手にするわけでもなく、売り場も適正な広さで鮮度維持と品揃えと言う意味では、丁度良いかなと思います。まあ、これから激戦となれば、あまり無謀な売り場を作るよりは、信じたものを貫いてゆくのも良いと思います。もっとも、パワーズフジミや清水フード笹口店と違って、こちらは深夜3時までの営業となるので、比較出来ない面も多いです。長い営業時間で、どれだけ客に利便性をアピールできるかでしょう。深夜族の多い中心部、若い客層を狙うのでしょうか。

外装変化は、写真から比較して頂くと解かりますが、かなり渋かった昔の姿は全く無く、内装共に一変しました。今までは西側と北側に出入り口がありましたが、西側をふさいでしまって、北側がメインの入り口となりました。店内は最近の改装店同様です。野菜・ウリの鮮魚、畜産コーナーは対面販売付きでバージョンアップ、冷食も冷ケースを導入、売り場形状を上手くカバーしております。と言うのも、長方形店舗の横入り口を、メインとした為に最近では珍しい?、 奥に長い売り場になったからではと。

テナントには撤退して頂いて、ウオロクのみとシンプルに。今までの成り行き的な売り場とは、一変して驚きました。テナントが無い分、雰囲気的に以前より狭い感じですが、生鮮を重視した売り場になっていて、良いと思いました。