店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > ウオロク緑店改名・マルイ燕中央店オープン
2002.12.6・13更新

12月12日・ウオロク緑店(旧グリーンコート) 改名&大幅リニューアルオープン
〜複合的なショッピングフロアから、生鮮強化型スーパーへ変貌〜

After
 
写真・新発田市緑町3丁目 ウオロク緑店(旧グリーンコート)
もう何もかもが変わってしまって原型は留めていない まったくの新店である(恐るべし・・・)
Before

改装前
・・遂にやっちまいました。新発田市緑町。と言えば、スーパー通には「グリーンコートね」と返答がある様に舟入町コモタウンや新栄町界隈が誕生するまでは、ウオロクの本拠地と言うほどの、モデル店でした。

ウオロク食品売り場、ウオロク衣料をはじめ、薬局、銘店、フラワーショップ、衣料品テナントなどなど、色々多彩なショップで、緑町周辺のみならず、新発田の主婦には欠かせない?お店でありました。

しかしながら、競合店進出や、時代の流れもあり、徐々にグリーンコートウオロクの売り場も、活気が無くなってまいりました。SCタイプのコモ店出現で、中途半端な立場になってしまったグリーンコート。コモ店との明確な違いを、打ち出さねばなるまい・・、

・・と思ったのかどうか解かりませんが、ウオロク衣料もあり各ショップを備える、コモタウン(ウオロクコモ店)が数年前オープン。それ以来、衣料品とテナントも備えるグリーンコートと、同様なスタイルで断然規模の大きい、コモタウンとが比較され、「グリーンコート行くなら、コモへ行った方がイイわ。」と、週末型から日常的な買い物をする店舗へと動向も変わりました。しかし、店舗やテナントはそのまま、静かに営業し続けておりましたが、コモ店との差別化を図るべく、動向にあった生鮮特化日常型の「ウオロク緑店」として、再出発する事となりました。 (しかしここまでは、あくまでわたしの勝手な推測であります。)

写真をご覧頂けると解かりますが、以前はモール的な雰囲気でしたが、今は本当に本当に本当に本当に食品スーパー。看板もロゴマークもウオロクであり、そこはもはやグリーンコートではない・・。ウオロクによるウオロクのためのウオロクのお店。

じゃあなんで、名前変えたのか? 詳しくは知りませんが、店舗外の書店とマクドナルド以外の旧グリーンコート内のテナントは一切追い出され、ATMと自社ベーカリー「ボーレ」と「フジエ薬局」程度と、あれだけあったフロアは全部ウオロクのフロアに。店内も、昔のトイレや階段やエレベーターも壁も何の跡形も無く消え去り、スタイルとしては最近の改装店ではあるものの、非常に広く多彩な品揃えとなっております。正直、「・・・・ここまでやるのか。」 ハッキリと「生鮮食品」と打ち出しています。・・と言う事で、モールに対して付けられた「グリーンコート」の意味が無くなり?、改名になったのでしょう。(それか心機一転とか)

店内は、以前の面影は全く全く無く、新店同様。青果売り場は、以前からある北側出入り口から始まりますが、以前より広い。地元の野菜コーナーもあったりと、品揃えもグッと多くなり多彩に。以前の流れだと、次に畜産売り場でしたが、今は鮮魚。以前の売り場も、かなり魚屋臭い(においではなくて雰囲気)新発田っぽい?ローカルな雰囲気でありましたが。(ステキであった)面影は無いものの、対面風で丸物がゴロゴロ売っていたりと、「魚六の干物」(新商品か?)なんて言うシロモノもあり、鮮魚売り場で列を成す客層が、売り場全体に比べ年齢が高く「寺泊角上魚類」状態で、今だ新発田臭さは残しております。

主婦の会話で「これって刺身に出来るのかしら?」との問に、「ウオロクのは大丈夫よ。でも、○○○のは出来ないわよ。○○○とは、某スーパーの名前です。(汗) ここでは怖くて、冗談でも書けませんので、ご想像にお任せします。はい。

畜産売り場は赤城牛なども揃える対面式もあり、平ケースで特売品などを売ってみたり、お惣菜売り場では、職人コーナーやお弁当コーナーや和風惣菜なども、あと焼き魚の種類がとても豊富。最近得意とする、冷食コーナーも品揃えが多彩。リカーも下手なリカーショップより品揃えがあります。あと、以前多彩にあった、ウオロク衣料は大幅に縮小されました。売り場中央、レジ側にフジエ薬局が登場し、ギフトコーナーやお菓子コーナーも充実しております。レジも恐るべし約20台。

あれだけのフロアを、全部ウオロクで占めているので、アイテム数の多さもさることながら、迷路のようなコーナー取りもあり、買い物途中で迷ってしまう危険性もあると言う。(言ってる本人が迷った)久々に、ある意味スゴイものを見た、感じです。賛否両論もあるのでしようが、個人的には結構楽しめるお店ではないかなと、そう思います。広いんだけど、ただっ広くなく、食品だけなんだけど、消化不良な買い物で買い足りない物は無いだろうと、言う品揃えです。

ただ、歩いていて非常に楽しいのですが、万引きしやすい箇所が随所に散りばめられている?のが、気がかりかなと。それ以外では、DEKKY401店の様に、今だハコと中身が追いつかない?某クリソツ売り場よりも、その教訓を生かしたのか、とても現実的で、ちゃんとレベルを保てば顧客のつかめる店舗ではないかなと、そう思います。
中越方面からわざわざ見に行っても、まったく無駄ではない物件かと。ある意味、ウオロクの総力出してるのかな、と思います。

12月6日・CGCマルイ燕中央店オープン(燕市) 旧まるよし燕中央店を引き継ぐ
〜地域に根付く・燕市に2店舗目・マルイ店舗として生まれ変わる〜


写真・燕市中央通5丁目 マルイ燕中央店
内外装とも違和感無くマルイとなった燕中央店
燕・西蒲原地域で知名度のあるマルイ 集客も増えるのか
マルイ(本部・見附市)は、今年8月に事実上倒産した「旧まるよし」(本店・三条市)から営業譲渡した燕中央店を、マルイ燕中央店として新たにオープン。

マルイは、新規出店として今月末に柏崎市横山に、マルイ横山店もオープンします。これで一挙に2店増、計17店舗、これでまた一つ勝ち組? スーパーが増えたのでしょうか。

清水フードチェーン・フクヤ(本部・三条市)も、清水フードセンターを通じて旧まるよしから引き継いだ、荒町店、大崎店、 塚野目店、メリア店も、今月中に「フクヤ」としてオープンする予定です。県央地域の商圏図も、がらりと変わりますね。

と言う事で、行って来ました。燕市郊外の水田と住宅地の広がる、少しローカルな立地でございます。店舗敷地に市道を挟み、テナントも備えた小型店でございます。マルイが展開を得意とする、地域・物件と言う気も。店舗譲渡から間もなかったので、簡単な改装なのかなと思い行って見たら、あらら・・と思いました。別に悪い意味ではなくて、(わたしの)予想以上にマルイらしく仕上がったものだなと・・・感心しました。(^^;

以前の店舗は、非常に色合いが構えた硬い外装となっていましたが、エントランスの外壁がクリーム色に変わり、マルイロゴのグリーンと合わせて「いかにも譲渡店」と言う雰囲気を、払拭しているのかなと思います。

店内も以前の白々した、殺風景さは無く程よい高級感と、落ち着きを持った売り場となっています。細かい什器も、マルイが通常使用している物で統一し、売り場含め、売り方もスッカリ・マルイ風に仕上がっていました。売り場は広くないものの、シッカリとまとめてあり、使い勝手の良い店なのかなと思いました。ただ、コーナー取りなどは細かくて良いものの、陳列方法がイマイチ・アバウト過ぎなマルイ。もう一息ですねぇ・・。

本部関係者らしき面々、担当者も従来のマルイ社員と思われる?面々も見受けられ。既にそこは「マルイ」でありました。燕・西蒲原地域でのマルイ知名度は、高いと聞きます。吉田店や燕小池店の顧客も、来店する事もあるでしょう。グリーンカードとやらの、会員募集もしておりました。これで、原信燕店の悩みだねが一つ増えましたな。(汗)

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