店舗偵察レポート

柏崎市南部、住宅地と山林と畑が混在する郊外。近くにビッグハウス、ナルスがあるものの、買い物には不便な地域でありました。実は写真左側にも、まだ入店していない部分があるのですが、今回はマルイ部分のオープン。ファーストフード、クリーニング店・自社ベーカリーなどで構成されています。あの立地で、思い切った規模だなと思いました。郊外には勿体無い?店舗。

店内はウオロク・401店似です。高級感がグッと出ているものの、内装だけにとらわれない生鮮特化型です。外装は最近の原信によく似ています。(もう驚きません)
しかし、ロゴマークが従来の物と、若干違います。エントランスや外壁部の窓が非常に大きく、開放感を与え、天井も従来マルイでは見られなかった高さです。

青果部分は見附店によく似ています。拘り野菜も取り扱っています。鮮魚部分が、従来では見られなかったマルイではない様な雰囲気、平ケースの上部に証明があったりと、ウオロクデッキーやコモ店に似ていると言えば、そうなのでしょうが、今まであまり鮮魚売り場にポイントを持ってこなかったマルイですが、かなりウェイトが高い売り場となっております。畜産売り場も平ケース活用が上手くなかったマルイですが、目を引くような雰囲気を作っています。(オープニングだから?)

惣菜も、拘っている和風・洋風商材はあったものの、揚げ物中心で構成されていた従来の売り場とは違い、多彩に品揃え。寿司コーナーが、イマイチ鮮度感に欠けますが、まあ今後の改善を期待しつつ、今ならこんなものかな・・と思ったりも。ベーカリーに繋いで、ファーストフード・フードコートと繋ぐところは、最近の各社新店に共通する流れでございます。ドライ関係も棚割がスッキリまとめてあり、買い易い高さとなっています。若干、各所でアクションが欲しい気もしますが。レジ付近はさらに天井が高く、床部分も配色が変えてあります。窓も大きい事で、落ち着いた雰囲気を出しているのかと。

全体的に見ると、今までのマルイ新店はなんとなく小さくまとまっていて、客に本当に買って欲しいのか?と、疑うほど平均的な売り場でありましたが、過去の店舗に比べると一つスケールが大きくなったのかなと・・。思います。(あくまで私感です)マルイと言う、企業自体の器が大きくなったのか、中核スーパーから県内大手スーパー部類への境界線を越えたのか・・。

店内を歩いていると、なにか以前とは違う、原信やウオロクなどに感じられる「器」が、ここにも感じられつつあるかなと。業界人、関係者ではないので詳しくは知りませんが、この企業も、主流が大きく変わったんだなと、肌に伝わってきました。