店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > ウオロク見附店リニューアル・PLANT開店前

8月2日 ウオロク見附店 大幅リニューアルオープンへ PLANT対策も視野に


写真・見附市葛巻町 ウオロク見附店

写真・見附市上新田町 PLANT5見附店建設地
春に全面閉鎖して、大幅改装していたウオロク見附店が、8月2日にリニューアルオープンしました。見附市街から少し外れた、「しまむら」や「サンキ」と言った、郊外型店舗が集積するSCに営業していたウオロク。近郊に9月オープン予定の、PLANT-5見附店に対抗するべく、いつもの様に店内の全面を取り壊して、全く新しい最新店舗をオープンさせました。

スーパー激戦地とも言われる見附市にオープンしたウオロク。当時、見附市街初の大型SCと言うこともあってか集客もあり、過去にライオンドー見附店(現:リオン・ドール)を閉店に追い込んでしまったほど。まあ、他にも色々と要因はあるのですが、そんなウオロクにも次なる競合、PLANTがやってくるので、地元のマルイを含めて状況は激変しそうです。

さて、早速行って来ましたが、今まで駐車場を囲んで、マックスとウオロク、テナント棟でL字型を構成。当然のように駐車場に向かうようにして、各棟が出入り口を向けていたわけですが、なんとまあ、今回の改装でSCの中心と言うべき正面の大きな出入り口を閉鎖してしまいました。メインの県道沿いに(かつての店舗横側)、写真の様に出入り口を移動しました。「とうとう、やらかしてしまったか・・・ウオロクよ。」と思いつつ。

駐車場から歩くお客は口々に「なんで入り口、閉めたのかしらね。」「不便だね。」と、一見不評にも思えますが、まあ色々と訳があったのでしょう。よく見ると、新しい出入り口は「しまむら」「サンキ」側に向いてますから、店内構造的なもの含めて、理想的と言えば理想かなとも思います。ただ、駐車場が変形してますし、ドライブスルーとの共有部分もあり、より一層交通事故を起こしやすい状況になったと思われますので、ご来店の際には歩行者に充分に注意しましょう。

さて店内ですが、店舗横に出入り口を移転したこともあり、奥に長くなっていました。
かつての100円ショップは跡形も無く、一部テナントを残してウオロクの食品フロアで占められていました。新発田市の緑店同様、かなり食品に力を入れた感じです。
白々していた売り場も一新し、最近のスタイル同様にメイン通路の天井がダーク調となっており、ライトアップで多少の高級感を演出しておりました。

青果売り場もウオロクでは珍しいほど、品揃えが多かった気がします 。最近の一般的な惣菜と青果で始まるスタイルではなく、オーソドックスな水物と青果で平行している売り場。
そのまま、鮮魚売り場となって惣菜売り場でコーナーを迎えます。鮮魚平ケースはお得意の直接買い付け?の売り込みと、様々なバラ売りや丸物など。側面ケースは刺身や切り身とでバックヤード伝で、加工依頼もできる仕様。そのまま、焼き魚から惣菜と流れます。

惣菜は油っこさを嫌ったのか、洋風の品揃えや平ケースでは和風も惣菜も品揃え。
まあ、色々とあって宜しいとは思いましたが、何となくお弁当の種類が決まりきっている気もします。(これは、ほぼ全店ですが。)まあ、来店の客層が比較的若そうな気もしますので、その点は考えているのかと思われます。

畜産売り場は銘柄牛と、多段ケースでは一般的な品揃え。オープニングと言うこともあるので、平ケースで目玉商品や売り込みたいものを対面試食など。多段ケースの鮮度に関しては、あまり良いとは言えません。仕置きし過ぎの観があり、これは見附店だけではなく、各店で言えると思われます。人員の問題なのかは知りませんが。まあ、オープニングと言うことで、これはこれでそうだなとも。

畜産を過ぎると一挙に、日用品・雑貨売り場へ。五泉店同様、側面に高く詰まれた棚。
平行してペットボトルも安く販売、冷凍食品ケースも大きなものであり、大量まとめ買いを意識した一角となっています。テナントが無い分、書籍コーナーもスペースを取っています。

加食等も均一価格でボードを用い、安さをアピールしており、その割にはスッキリとまとめあげておりました。衣料品も一部取り扱っております。レジも13台以上あった様です。
テナントも限られているので、サッカー台付近もサッパリしています。

全体的に以前の店舗との品揃えは変わらないと思いますが、売り場も広く、品数も多くなった感じ。業務用やまとめ買いのスペースも確保しているので、来る競合も意識していると思われます。ただ、出入り口の位置が移動した分、お客にご足労かける事になると思いますが、客も直に慣れるだろうと思います。深夜3時までの営業となります。

以前は、思い切った業務用スペースを確保して、魚屋をかなり意識した方向で、リニューアルをしていたウオロク。突出し過ぎて、多少心配ではありましたが、リニューアル毎に「良い面」「受けなかった面」を分析して、新しい売り場に繁栄させているようです。

国道8号線沿い。写真の通り、PLANTの外観もしっかりしてきました。
この店舗のみならず、周辺店舗ではより一層、試行錯誤の日々が続きそうです。

広告