8月8日・中条サティ跡地 エノモト中条プラザ店 中条プラザオープン
写真・北蒲原郡中条町大川町
中条プラザ・エノモト中条プラザ店
6月末をもって閉店した、マイカル中条サティ跡地に、わずか約1ヶ月で荒川町を本拠地とする、スーパーエノモトが、同社最大店舗として中条プラザ店をオープンさせました。
2階部分は秋以降に、テナントを誘致してオープンさせる予定です。
行って来ました。写真が逆光で色が全然分からなくて申し訳ございません。「e」と下の屋根は淡いグリーン。「e」のベースがイエローとなっております。敷地を取り囲んでいる国道側の壁も、「nakajyo
plaza e enomoto」と統一されております。駐車場も、今までは狭かった車道も倍に広げており、駐車スペースが若干減ったような気もしますが、隣にコメリがあるのでお互い活用でもよろしいのかと思いました。屋根部分の路面テナントも、かつての余分な部分をそぎ落としてスリムでバリアフリーな空間に。
外装、内装共にかつての無駄な凹凸をそぎ落とし、しかし大規模な手直しではなく、サティ独特の色を塗り隠すような感じに。店内も淡く明るい内装で、ディスプレイと買い物籠をグリーンで統一し、新鮮さを演出しておりました。
食品売り場向い、かつてのテナント通りは、エノモトの陳列となり、ベーカリー・カンテボーレのあった部分は美しく改装して一般のパン売り場になっていました。売り場全体的にサティ当時よりは、若干レジ側に売り場が広がっており、青果部分、鮮魚を含めて平ケースでボリュームをつけておりました。
価格は別にして、売り場としてはサティ当時に比べると、あらゆる面で凹凸が無くなり、ストレートな売り場に。青果・鮮魚・畜産・日配、惣菜と、かつてのレイアウトは大きく変わっていません。エノモト自体がまだ、こだわり商品や独自製品を取り扱える規模ではないので、一般的な商品が一般的な価格で普通に陳列されている。特に驚く陳列方も無く、特売の山積みと、平ケースの大陳がメイン。田舎によくある普通の売り場です。
得意の青果部分が突出して目を引きましたが、他はオーソドックスな売り場です。
ただ、サティのように、普通の品物をいかにも高そうに高級感を出したように見せて、高く売りつけると言った、また中条と言う地域性を完全に無視したかつての売り場に比べれば、オーソドックスでスーパーの基本段階の売り場であるにしろ、こちらの方がよほど良心的で親切なお店だと思います。
県北地域を地盤とするスーパーなので、中条に合った売り場を作っているのかなと。
あとは、2階部分と他の空き部分を、どこまでお客のニーズに答えて盛り上げられるかが、今後の繁栄につながると思います。ただ、若干ポイントを置いて、独自性やこだわりを見せることも試してみては良いのかとも思いました。
エノモト自体も、これからこの店で色々と研究や実験をして、反映させてゆくと思われますので、今後また売り場の変化も期待できると思います。
どこの店とは言いませんが、24時間ダラダラ営業するよりも、よほど良いと思われます。(24時間営業が悪いのではなく、ダラダラと24時間営業することが悪いのです。)