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お久しぶりです マルイ与板店 10月24日リニューアルオープン
〜町唯一のショッピングゾーンが生まれ変わる〜


写真・三島郡与板町与板 マルイ与板店
新規店舗オープン目白押しの長岡市の北隣、与板町にあるマルイ与板店。営業を継続しながら増床工事をしておりましたが、この度一旦休業して全面リニューアルオープンとなりました。

店舗正面にはコメリハードアンドグリーンがあり、人口7千人程度の町で唯一のショッピングゾーン。長岡の大騒ぎと比べ、のどかな与板らしいリニューアルセールのようです。

==行ってきました。==
この与板町は長岡市に接し、ベットタウンまではとは言えませんが、緩やかな丘陵地帯と田園に囲まれた、信濃川沿いの新潟らしいのどかな町です。商店街もありますが、今ではすっかり寂れて暗い感じです。まあ、長岡市川西地区には大型店や専門店も増えましたし、車で20分足らずの長岡市へ勤務している住民が多いので、買い物もそちらの方で済ます傾向があるのかもしれません。

マルイ与板店は町中心部から少し離れた、町民体育館等の町の施設等があり、住宅団地に接している長岡寄りにあります。交通量は少ないものの、長岡方面へつながる幹線沿いでもあり、小さな町には欠かせないショッピングゾーンだと思います。

増床と言っても、敷地四方に新たに増床する用地は無いようなので、店舗正面の駐車場部分を少々出した感じです。その分、駐車場が狭くなったのかと思いましたが、以前来たのがかなり前で記憶に無いので比較はできませんが、町道挟んで第二駐車場もあり、まあ十分なのかなと。まあ、コメリの駐車場もあるし無難かと。(狭いけど) 
以前は150坪くらいだったのか知りませんが、今は1.5倍くらいになったのでしょうか。

エントランス部分右側にトイレが移動しており、買い物しなくても用が足せる・・・。店内の雰囲気は、昔はCGCらしい「真っ白な店内」って記憶しかございませんが、今は流行の高級志向かつモダンとまでは行きませんが落ち着いた大人の色合い。なんとなく、ナルス国府店に近いような気もしますが、こちらの方がはるかにカネがかかっている感じ。

反時計回りで、入り口左側がサービスカウンターと珍しいようなあまり見るような、見ないような位置。反対側面にはフラワーコーナー。最近のスーパーって、テナントに花屋を入れなくなって、こういうスペースを設けるようになりました。以前は売り場隅の入り口に、黒いバケツで「ハイ終わり」みたいで、自動ドアが開くたびに風にあおられて惨めなドライフラワーと化していたお店が多かったですが、今日のマルイのように「花屋」と言うより「フラワーコーナー」と言う感じになってます。

生鮮通路の上部は、よくあるダーク調の色合いで、スポットライトもグリーン。青果売り場は他のスーパーより、生産者の顔が見える売り場で、地場ものも結構多い。鮮魚も地物に限らず平ケースで活きの良さを演出する。畜産はまあ、こだわりのものがあったりとメリハリのある感じ。でも売り場の割りに、ハムウインナーのアイテムが多いと思うのは、わたしだけでしょうか。

一番変わったのがお惣菜売り場だと思います。惣菜バックヤード隣にトイレがあったような気がしましたが、その無くなった部分と増床した部分でバックヤードに沿ってL字に切ってコーナー化。中央にバイキング形式と言うか、俗に言うデパチカ風。まあ地域的に、揚げ物や魚の煮つけなどと、田舎風ではありますが多種。弁当類、サラダ類、和風ものも多い。向かいのパンコーナーやペットボトル、惣菜延長線上、増築部分のリカーコーナーと合わせると、かなり需要のありそうなアイテム集積地であります。ハッキリ言って、長岡市日赤町の大型店惣菜売り場より、内容は格段に良いです。これを維持できれば良いでしょう。

あと、増床が店舗前面だったためか奥に長いというか、正方形と言うか。
生鮮部分の通路を広く取ったためか、加食や雑貨部分のゴンドラ通路が狭く圧迫感がある、と言うか昔と変わってない感じも。まあ、物件の構造上致し方ないとは思います。
レジ部分の床の色合いが変わっており、天井も含め以前の白々とした雰囲気とは一転。暖かい雰囲気に、レジ什器もレッドと思い切っております。備品やディスプレイもしゃれた感じでした。

テナントは写真右隅に見える、小さな別棟のクリーニング店だけといったシンプルなもの。
広くは無いものの、ローカルらしい中身の濃い暖かい雰囲気のお店となっております。
このままレベルを維持して、もっと凝っていけば、競合店が進出しない限りは、地域一番店の地位を確実なものにできるでしょう。長岡市北端地域や三島町の原信商圏を、さらに侵食できるかもしれません。

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