店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > 7・13水害から1ヵ月 三条市と中之島町の現状

7・13水害から1ヵ月 今だ復興が進まぬ現状 早期再開を望む
問い合わせが多かったので 現地報告を致します。(8月中旬現在)


写真・南蒲原郡中之島町中之島 マルイ中之島店
7月13日に新潟県中越地方の広い範囲にわたり、短時間による大雨の影響で、河川の決壊等があり、床上浸水や水没被害がありました。災害から1ヵ月経った現在(8月中旬)でも、中之島町を中心に再開の目処が立たない商店や、復興には程遠い状況である住宅なども多いです。1ヵ月経つにしろ、そのような状況下で、現地取材は不謹慎と考えましたが、現状を知って頂きたく、今回書かせて頂きました。

各地どこも被害地なのですが、写真のマルイ中之島店周辺は、今現在も災害の爪あとが生々しく、今だ復興に追われている地域です。この中之島店も水害のあった日以降、現在まで休業しており、再開の目処が立っていないようです。周辺道路も泥が残っている部分も多く、地域を災害以前の形に戻すには、かなりの時間と労力を費やすと思われます。

三条市四日町地区


写真・三条市西四日町4丁目 フクヤ嵐南店
三条市でもっとも被害の大きかった、四日町地区。写真のフクヤ嵐南(らんなん)店の周辺も、現在復興に向けて各家庭でも作業が行われております。災害時のゴミの大半は、主に旧・三条競馬場跡地に搬送されましたが、今だ大変な状況が続いていることには変りがないことは現状からわかります。嵐南店隣の「ジョージア」と、約200メートル離れたスーパー「あいでん」は、営業を再開し、集客を見せておりますが、フクヤに関しては再開の見通しは立っていない様です。

原信四日町店


写真・三条市南四日町4丁目 原信四日町店
災害時以降、11日間の休業を経て、先月24日にリニューアルオープンした原信四日町店。外装はそのままに、店内の原信フロアはベーカリー部分にカフェが設置されるなど、短期間で復興のみならず、全体の内装まで最近のスタイルに一新しました。ただ、物件の半分くらいのテナント街とは、壁で分断され、再開の見通しは立っていないようです。唯一、美容室と菓子屋は営業しておりましたが、災害前元通りでの再開は難しく、別の形での再開となりそうです。

災害にあわれた関係者の方々に、この場を借りてお見舞いを申し上げると共に、復興に向けてのご苦労等、大変なものと察しますが、早期の営業再開を望みたいと思っております。

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