店舗偵察レポート

店舗南側の工場跡地を整地、新店舗を建設していた栃尾市の原信栃尾店がこの度、新店舗へ移転オープンしました。旧店舗は8月23日から取り壊すそうです。
山に囲まれた栃尾市街。しかし隣・長岡市では大型店の出店が相次いでおり、バイパスとトンネル整備が進んだ結果、人口減と長岡への買い物客流出も避けられない地区。原信のリプレイスで、市街地に活気と人を呼び戻す核店舗となって欲しいです。

行ってきました。原信サイトの栃尾店紹介部分の写真で、看板に「しまむら」とあったので、ボーリング工事以降、現地を見ていなかったわたしは「一緒に開店か」と思い込んでおりました。…行ってみたら、新店舗東側のしまむら用地は砂利が敷かれており、道路側の看板「しまむら」の部分は白いシートで覆われておりました。と言うことで、今回は原信のみ。

新店舗と駐車場の敷地は、旧店舗を囲い込むような形なので若干違和感がありますが、旧店を取り壊して整地するようなので、しまむらが開店すればチョットしたSCとなります。隣接地にくすりのコダマがあり、現時点では直接原信とは行き来できない状態ですが、衣料・食品・ドラックと一通り一箇所で揃うエリアが、栃尾市街の真ん中に出現します。

店内は時計回りで、青果・鮮魚・畜産・惣菜・ベーカリー・ハラシンカフェ。テナントはクリーニング。店内装は、落ち着いた明るいクリーム色をベースにした、最近の原信スタイル。お弁当、お惣菜の充実と、ハラシンカフェとつなげるところが「直ぐ食べれる」「ごちそう」を意識したように感じられます。

そう言えば最近、栃尾の店舗レポートを一度も書いていなかったので、今回致します。

原信のある市中心から、少し外れた場所。 下のTOPPYとの中間地点に、見附センタ・栃尾店はあります。店内は手ごろな広さで、各品揃えも手ごろです。大きなショッピングセンターとは違い、このような地元密着型の店舗ですと、乱雑な店内が予想されましたが、売り場はキッチリとまとめられ、年配の方でも買いやすい雰囲気でありました。

栃尾市郊外、栃尾市唯一のショッピングセンターと言うことでかつては話題となりました。しかし、ドラックストア角倉が撤退。暫くは空いておりましたが、大手薬局が後釜で入り、今は何とか形を保っている状態です。

衣料サンバードを初め、書店・シューズ店等、地元テナントを中心として営業しています。メインのマルイ栃尾店は、ダークな色合いで店内統一、落ち着いた雰囲気となっています。若干、空きフロアが気になります。

地場産業である繊維業の落ち込み、周囲を山に囲まれた地理的条件を含め、人口の減少が進む栃尾市。その中での新規出店やリプレイスは、かなり度胸が要ることと察しますが、逆に他地域とは違い確実な店舗運営で、固定客を獲得することができれば、その地位はさらに確実になり、地域一番店となることは間違いないでしょう。
…と、久々にカタイ文章でまとめてみました。