店舗偵察レポート

フレッシュマートツチダ久々の新店、興野店が5月26日にオープン。現場は国道289号線沿い、電器のアキバ裏手・北側になります。周囲には第二中学校や住宅地もあり、ある程度の集客が見込めそうな場所ですが、国道の交通量が多い地区。半径１K以内には、フクヤやジャスコ、マルセン等のスーパーがあり競合も多い立地です。

行ってきました。
反時計回りの店内。青果では地元・三条市大島地区の野菜を品揃え。鮮魚と畜産部分はコーナーが凹んでおり、鮮魚部分のお寿司と冷凍魚が陳列、畜産部分の冷凍品等とこちらも地元・山古志和牛を品揃えしております。惣菜売り場では平台を使って揚げ物やお弁当などを陳列。サラダ、おにぎり等が陳列してありました。リカー売り場もありました。 冷凍食品、アイスクリーム等は店舗中央を平冷ケースを使用、菓子売り場等も充実しております。

全体的に見ると可はあり？不可もなし…という感じでしょうか。それぞれの売り場がまとめれれていて、通路もスッキリしており買い物しやすいと思います。生鮮においてはPB商品を全面に打ち出している部分も多く、平均的なスーパーよりはツチダと言うカラーが出ているのかなと思います。お惣菜部分がもう少しボリュームが出ると良いのかな、とも思いました。

さて4月20日三条市にマルイ本成寺店がオープンしましたが、わずか１ヵ月経った5月24日。同じ三条市内の旧パワーズフジミパルム店跡地に、新たにマルイパルム店をグランドオープン。三条月岡店を含めて、一気に市内で3店舗体制と勢いづける様子です。

フジミが5月16日に閉店した後、他のテナントは引き続き営業しているものの、フジミのロゴ看板がマルイのものへと架け替えられました。早くも4月21日からは、パルム内でマルイグリーンカードの会員募集を開始。カードをフルに使ったマルイ戦略で、市内を一気にマルイ基盤に塗り替えるチャンスを生かそうとしております。

行ってきました。。
フジミからマルイに営業譲渡されて、リニューアル期間は８日間。什器や基本的なレイアウト、内装はフジミ当時のまま引き継いでいました。知らない人が普通に店内歩いていると、経営変わったことなんて分からないんじゃないの？と思うほど店内の雰囲気はそのまま。

全体的には今マルイが作り上げている売り場が、狭いながらも反映してるのかなと思います。リニューアルがわずか８日間と短いものの、キッチリとマルイらしさが出ている感じです。もともとパッと見、フジミとマルイの最近の売り場は、店内カラーの使い方が似ているせいもあるのかもしれません。ただ売り方が市場風低価格？のフジミに対し、堅実維持派のマルイということもあるのか、以前の荒っぽい雰囲気からは多少スッキリとまとめられた感じです。

このパルム。ジャスコ撤退、フジミ撤退と多難ではありますが、徐々にではあるもののテナントも落ち着いてきて、空きフロアも活用されつつあるようです。マルイが活力となればなと。

3月に新津地区に出店したスーパーセンターウオロク新津店は記憶に新しいところですが、この度沈黙を打ち破って、原信新津店が店内大幅リニューアルしました。外装はそのままに、しかし店内はほぼ新店並みにガラリと変わりました。原信カフェを備え、全体的に内装の色合いが暖かくなっております。価格もウオロクやにいつフードを意識しているようで、これを機に集客増へと結び付けたい、そんなお店です。