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キューピット粟山店 10月26日リニューアルオープン
その約500メートル西には…


写真・新潟市粟山4丁目 キューピット粟山店
店舗リニューアルのため、10月15日で一時閉店したキューピット粟山店ですが、10月26日にリニューアルオープンとなりました。新潟市東部の住宅街、幹線沿いに位置するキューピットですが、その約500メートル西にウオエイ石山店があります。この2店へ行って来ました。

行って来ました。
…と言っても正直、粟山店は過去数回しか来店しておらず、最近もすっかりご無沙汰でしたので、新旧の比較ができませんが、わたしの遠い記憶と比較すると、以前の込み合った雰囲気から、店舗内外装は落ち着いた雰囲気に変化したようです。この店舗、狭い市道を挟んで真ん前に青果店があるんですね。新潟市内や市街地でよくある風景ですが、スーパーを中心にして個人商店が軒を連ねているなど。この粟山店もそんな風景となっています。

店内導線は反時計回り。青果、日配、鮮魚、畜産、惣菜となっています。もともと広い店ではないので、売り場拡張と言うよりは単にリニューアルと言う感じでしょうか。青果は地場野菜を取り扱い、惣菜コーナーは天井や側面をグレー基調に落ち着いた雰囲気に変化。テナントとして、ファーストフード・みかづきが入っており、こちらもリニューアルとなったようです。

写真・新潟市石山4丁目 ウオエイ石山店
さて、そんなキューピットから西へ約500メートル。沿線沿い、目と鼻の先にあのウオエイ石山店があります。ほぼ越後石山駅前に位置し、私が訪れた時間は駅から自転車に乗って帰宅する学生連中が往来しておりました。店舗前にはセブンイレブンがあったりします。

敷地には洋食屋とクリーニング店が営業。個人的にはこちらの店舗も久しぶりでしたが、今回訪れてみて、これはなるほどと感じました。この石山店に限らず、他店でも言えますがウオエイは、徐々に各店舗が老朽化してきていること。屋外の通路タイルが破損していたり、ひびが入っている箇所が放置されていたりと、店舗改装までに至れない感じでした。

近年、他社スーパーが劇的に売り場を変化させておりますが、石山店含めてウオエイ自体、ノスタルジックな雰囲気を維持し、わたしの記憶にある時代からさかのぼると、少なくとも10年以上はこのスタイルを貫いているのでしょうか。通常よく見られるスーパーは、青果、鮮魚…と続き、店舗中央に一般食品等のゴンドラが平行に配置されている。と、ある程度の導線が確保されています。ただ、石山店の場合は店舗半分が一般食品と雑貨、もう半分を生鮮に分けています。生鮮部分は奥の側面、多段ケースで畜産等。メインである鮮魚は多段ケースを使わずほぼ全て平ケース対応。青果は平台中心となっています。

以前、ある方に「あの店は惣菜が無いのか」と聞かれたことがありますが、生鮮とは離れた位置、リカーや飲料水を隔てて隠れるように配置されています。石山店に限らず、ウオエイそのものが多段ケースに頼らず、とにかく広い店内で平たく商品を見せようと言うコンセプトのようです。必然的に店内は見晴らしが良いのですが、各店とも店舗が昔のつくりのままで壁や天井のカラーが無いので、少々白々とした感じです。それと、平ケースを沢山使用するので、必然的に通路が迷路のようになり、導線が多数あって、とにかく店内を歩き回らなければならないようです。石山店に限らず、売り場が拡散してしまっている感じを受けます。

ただまあ、 わたしが勝手に「拡散」と感じているだけで、客に「探す楽しみ」と「店内を歩いて健康維持」を提案してくれているのかもしれません。多段ケースよりも平ケースの方が、お年寄りには選びやすいのかもしれません。その辺踏まえて、考え抜いた結果があの売り場となったのでしょう。受け取る人間によって様々ですので、ここで否定や肯定はしません。

…と、キューピットのリニューアルレポートなのに、なぜか話が飛んでしまいました。この2店、今後何事も無ければ良き競合として、切磋琢磨していくのであろうと思います。

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