店舗偵察レポート

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ウオロク河渡店(こうど) 5月6日をもって閉店
今秋 リプレイスオープン予定


写真・新潟市東区幸栄3丁目 ウオロク河渡店
東区のじゅんさい池公園前で営業しているウオロク河渡店ですが、店舗老朽化のため5月6日をもって閉店し、今秋のリプレイスオープンにむけ工事が開始されるようです。ウオロク30店舗のうち、阿賀野市の岡山店と並び、築30年クラスの物件です。昔良き時代の香り漂う?物件。マニアとしては、半永久的に残して欲しいと思いつつも、現実としては建て直さなければならない時期になっているかと。店内もかなり薄暗く、天井も低い当時の状態です。
現在は食品と衣料品、フラワーショップが営業。店舗面積は400坪程度でしょうか。駐車場は道路を挟んだ位置に限られたスペースしかありません。ただ、衣料品売り場が1/3を占めているので、今後食品売り場を拡張すれば買いまわりやすい店になるのかもしれません。
一帯が松林と畑が点在していたこの地域は、昭和40年代に大規模な宅地開発が行われました。その地域の核店舗として、昭和52年にウオロク(スーパー魚六)がオープン。当時は児玉薬局(現・クスリのコダマ)もテナントとして営業していたようです。昭和60年以降は周辺の更なる宅地開発と、近くの新潟空港通り沿線への大型店出店などが進みます。平成となってからは、赤道沿いや旧国道7号線沿いを中心に大型店出店が進みました。年月の経過とともに、商圏の客動向も変化し、また街の住民の高齢化も進んでいったようです。

一つの街を見守ってきた店舗ですが、ひとまずその歴史に幕を閉じます。新たな出発ををもって、今後も街に歴史を刻んでいくことを期待しつつ、大変お疲れ様でしたと思いました。

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