店舗偵察レポート

中央区のJR社宅跡に、現在建設中のマリモマンション「ザ・タワー新潟」隣接地に、原信が来秋をめどに出店することとなりました。現在、中央区ではマンション建設ラッシュとなっている半面、この万代地区には、中核スーパーが単体営業する店舗がありませんでした。スーパーとの一体開発としては、穴吹工務店のサーパスマンションと原信関屋店が知られていますが、今後は原信の都心出店も増えそうです。

19階建てのマンション(221戸)を建設中のマリモ(広島市)が、原信を誘致したようです。 敷地面積約7,900�u、店舗面積約2,100�u。駐車場170台。24時間営業となる予定です。この万代地区周辺はこの物件以外にも、複数のマンションが建設中。しかしながら、その受け皿となるスーパーは、ラブラ万代地階のイオンラブラ万代店、イトーヨーカドー丸大新潟店などに限られていました。広い駐車場を必要とすることを考えると、市街化の進んだ中心部での用地取得が難しいうえに地価が高いことも、新規出店の進まない理由なのかもしれません。

一番上の写真より、少し左(東)側を撮ったものです。既にマンション建設は始まっていますが、こちら側の用地はすっぽりと空いています。一番手前の駐車場は、マンションギャラリー向けの有料駐車場となっており、その奥にあるのは、工事関係者の駐車場となっています。図面と工事状況を見ると、原信予定地は奥となり手前が店舗前の駐車場となるようです。

上の写真よりさらに左(東)側を撮ってみました。右のガラス張りの建物は、建設中の「ザ・タワー新潟」のマンションギャラリーです。その奥が万代シテイとなっており、伊勢丹やラブラ万代となります。この交差点左側は信濃川に掛かる八千代橋となっており、仮に出店した場合、周辺のマンション住民のみならず、繁華街の古町や東堀付近からの集客も見込めそうです。原信は既に中央区内に、紫竹山店と関屋店を営業していますが、それ以上に都心立地となりますので、地域に合った新たな売り場作りが期待されるのかと思います。