店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > ウオロクコモ店 ワンデー石川で販売強化か

ヤマシタ(山下家具)コモタウン店 11月17日オープン
ウオロクコモ店 「石川タイム」で差別化か


写真・新発田市舟入町3丁目 コモタウン「ピオ21」
新発田市の国道7号線沿い、コモタウン「ピオ21」内にヤマシタ(山下家具)コモタウン店が11月17日オープンしました。このコモタウンはホームセンタームサシとウオロクが核となり、地元商店がテナント営業する「ピオ21」の3棟で構成されているショッピングセンターです。今回のヤマシタ出店は、オープン当初からテナントが入らず催事場として利用していたフロアと、その後、市内への大型店出店により、さらにテナントが抜けたスペースを整理統合したフロアを埋める形となっています。

写真・新発田市舟入町3丁目 ウオロクコモ店
半分程度は見渡す限り空きフロアの状態となっており、もはや複数テナントの誘致は無理だと感じておりましたが、ヤマシタが新発田市中心部から移転した形で一応は解決したようです。かつて飲食店やリカーショップ、書店だったフロアは全て壁が撤去されヤマシタに。ウオロク棟寄りのテナントは、差ほど変動は無かったようで、引き続き営業となったようです。

ただ、ヤマシタが集客源になると言うよりは、集客源になるウオロクとムサシに寄る位置づけなのかと。フロアは家具インテリアの品揃えであり、そこはあくまで家具店。ニトリや東京インテリアやアテーナと違い、接客中心となりますので「家具を買うこと、欲しいことが前提」での来客となるのでしょうか。ショッピングセンターの充実と言う意味では、若干厳しい点もありますが、フロアを埋めるには、もはやそうも言ってられない現状が表に出た感じなのかと。

写真・新発田市舟入町3丁目 ファッションユー
今回のヤマシタ出店。ウオロクから見て、良くも悪くも影響はないと言う気も。店内はいつもと変わらず、16時からの「石川タイム」。毎月20日は「ワンデー石川」。ウオロク他店では類を見ないある意味、破天荒?な店長独特の販売スタイルとパフォーマンスで、引き続き差別化?を図っているようです。(ちなみに石川とは店長の苗字のようです)

来年には目の前にコメリが出店予定となっており、もはや「コモタウン」と言うショッピングセンターとしての複合性だけでは集客に限界があることを、各テナントや店舗が感じているのかもしれません。周囲には郊外型専門店も増えて軒を連ねており、もはやどこが「コモタウン」なのか境界がなくなっていることを考えると、単にそれぞれが個別店舗化してしまったところが、バラバラで統一感のないショッピングセンターへと変化した原因かもしれません。

ただ、店舗は客が来てなんぼの世界ですので、姿かたちが変わろうとも集客が得られるのであれば、それはそれで良いのかもしれませんし、客としても楽しみがあるのかと思います。

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