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ウオエイ石山店 12月1日リニューアルオープン
店内大幅リニューアル 売り場仕切り直し


写真・新潟市東区石山4丁目 ウオエイ石山店
新潟市を中心に8店舗を営業しているウオエイですが、東区の石山店が12月1日リニューアルオープンしました。商戦の流れに先手を打つことができず、激変する客動向やニーズに応え切れない売り場が各店でそのまま放置されていたウオエイですが、昨年12月に東京のフューチャーシステム・コンサルティングの100%子会社となってから、企業立て直しが行われていたようです。

今回の石山店の大幅リニューアルを皮切りに、今後他店のリニューアルや淘汰など、まだまだ課題の多いウオエイの船出となったようです。

行ってきました。
外装はほぼそのままでした。ただ、内装はすべて一新され、かつての殺風景で壊滅的なだだっぴろい、ダンボール平積み平面売り場は消え去り、いまや本当に普通のスーパーと生まれ変わっていました。反時計回りで青果・鮮魚・畜産・惣菜。その他、リカーなども。基本的に壁は白地ですが、什器やディスプレーをグレー基調とするなど、少し落ち着いた雰囲気でした。レジとサッカー台付近は狭く、平行して新設されたイートインコーナーもかなり狭い状況でしたが、液晶テレビと自販機を設置しているなど、買い物帰りに一服できる空間かと。

名前が「ウオエイ」ですので、魚が売りであることは売り場からも察しがつきます。ただ、地元他社と比較すると、それぞれの部門でこだわりの品や独自開発商品などが乏しい部分は否がめせんが、それは企業規模もありますので、これはこれでよろしいのかと思います。現状としては、ハコはきれいになったけれど、以前の「安っぽさ」を残していますし、今後どの路線で進むのか不確定な感もありますが、以前よりはよほど改善されました。スーパーマーケットの基本的な売り場に戻され、惣菜コーナーも改良されたので集客も増えるのかと察します。

言葉は悪いですが今までは、石山店に限らずあの断末魔と言いましょうか、もう買いやすさも見易さも放棄してしまった、いったい誰があんな売り場レイアウトを考えたのかと思うほど。また、売り場とユニフォームのミスマッチも含めると、もう末期症状と化していたウオエイ。

しかし、本日この売り場を見たら「ああ、ようやく正気を取り戻した」と少し安心しました。ユニフォームもスーパーらしい現実的なものに変わっていました。ただ、その軌道修正も始まったばかりですので、各店の淘汰やリニューアルが一通り済むまでは、まだまだ大変な道のりかと察します。

写真・新潟市東区粟山4丁目 キューピット粟山店

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