ウオエイ燕店 4月4日リニューアルオープン
店内大幅リニューアル 売り場仕切り直し
リニューアルのため3月2日をもって一時閉店していたウオエイ燕店ですが、約1か月の改装工事を経て、4月4日リニューアルオープンしました。もはや再起不能とまで言われたウオエイの売り場ですが、昨年の石山店のリニューアル以降、今回の燕店を含めてようやくスーパー本来のあるべき姿に近づいてきた感じでしょうか。
行ってきました。
魚には定評のあるウオエイではありますが、大きなリニューアル工事も行われなかった店舗は荒廃色が強くなっておりました。真っ白くてだだっ広いだけの売り場が年数の経過とともに、薄暗い雰囲気となっておりましたが、今回のリニューアルで一新されていました。内装は白が基調ですが、壁面ラインと什器ともグリーンで統一。落ち着いた雰囲気でまとめられていました。テナントはフラワーショップのみですが、引き続き営業を続けるようです。
青果は地元・燕産のコーナー、鮮魚は対面とお魚屋さんのお寿司コーナー(こちらも対面)も新たに設けられていました。かつては終わっていた畜産売り場も、牛肉の品揃えも一気に増えて、平ケースでも売込みを図るなど、オープニングセールだけでは終わってほしくない売り場になっていました。乳製品挟んで隣、おまけ程度にパック惣菜が並んでいただけの、こちらも同じく既に終わっていた惣菜売り場ですが、信じられないほどバージョンアップ。サラダや地元メーカー製造の和風惣菜、惣菜のばら売りやお弁当の品揃えなど、こちらもオープニングセールだけでは終わってほしくない売り場になっていました。
惣菜売り場の隣には、ハラシンカフェとまではいきませんがベーカリーも備えたイートインコーナーも登場。石山店と同様、壁面に液晶テレビが設置されていますが、石山店よりスペースは広いようです。市街地に隣接している店舗であるためか、客層も比較的、年齢が高い方も見受けられ、イスに座ってくつろいでいる姿を見かけました。
リカーコーナーの充実も見て取れました。売り場中央は冷凍平ケースを利用し、また什器も低めなものを使用しています。だだっ広さを、うまく開放感に変えた感じでしょうか。
外装は適度に塗り替えた程度で、内装を根本的にリニューアルしたウオエイ。県内中核スーパーと比較すると、販促物や売り場のコーナー化、また品揃えなど明らかに荒削りであり、まだまだと言ったところがあります。ただ、あそこまで荒廃しきった売り場と比較すれば、個人的には一定の評価はできると思います。これで売り場レベルを継続し、さらにお客ニーズを反映できれば、本当の意味で地元密着型のスーパーになれるのかもしれません。