店舗偵察レポート

今回は何気に新潟市の国道8号線を車で走ってきました。国道に沿うように南北に長い南区には、その沿線に数店のスーパーが営業しています。近年は原信を核とする原信マーケットシティ周辺に、商業施設などの出店が進み、隣接する西区や江南区でも商業施設の出店が続いており、商圏の広域化が年々、進んでいるように見えます。

上写真はウオエイ国道店。ウオエイは2006年末に、東京のフューチャーシステム・コンサルティング(現・フューチャーアーキテクト)の子会社化以降、各店でリニューアルや売り場レイアウトの見直しが行われています。本社所在地となる国道店でも、レイアウトの変化が見られるようになり、少しずつではありますが良い姿に変わりつつあるようです。

店舗右側、新しい看板でもできたかと思いきや…。

6月上旬に南区内で開催される大凧合戦に参戦でしょうか。ウオエイ特製大凧です。

にいつフードセンター白根店。店舗西側は水田が続く地域となっていますが、南側は宅地化が進んでいます。ウオエイや下写真のジャスコに挟まれる立地ですが、小型店ならではの品揃えと、買いまわりやすさが良いのかも知れません。

ジャスコ白根店。区内最大のショッピングセンター。ジャスコ店舗の平屋物件としては、県内には十日町店と白根店のみ(イオン・マックスバリュを除く)で、新潟市周辺では珍しいのかもしれません。オープンして10年以上が経過したわけですが、周辺の宅地化も進んで一定の集客はあるようです。しかし10年も経つと、植樹した木々が大きくなったなと感じました。

リオン・ドール白根店。こちらは商店街の一角。ジャスコ出店までは、地域唯一の総合スーパーとして、複数のテナントや2階に衣料品を取り扱っていました。以降、2階フロアを一旦閉鎖し、縮小して生活雑貨ショップを誘致。1階はリオン・ドールの食品売り場を拡張したようです。郊外に競合が出店する中、市街地の立地を活かして集客を得ているようです。

原信白根店。原信マーケットシティ白根の一角。ドラックトップスや家電量販店の真電(ノジマ)や蔦屋書店などが営業しています。市街地南部に位置しており、周辺にはひらせいホームセンターを中心とする、白根カイトタウンなども営業しています。現在、隣接地には国道8号線バイパスが建設中で、将来的にも開発が期待される地域になるようです。