店舗偵察レポート

新潟市の西大通り沿いで営業していたセサミ寺尾台店ですが、8月24日をもって閉店。8月29日にパワーズフジミ寺尾台店としてオープンしました。24日まで売り尽くしセールを行い、25日から28日まで改装工事と売り場レイアウト変更を行っていました。

セサミは旧・新交ストアーからパワーズフジミに譲渡された「Quality Foods」と冠する業態。譲渡後もセサミ業態で営業を続けていましたが、本年に入って新潟市内のセサミ他店舗は、パワーズフジミへ業態変更となり、寺尾台店のみとなっていました。

行ってきました。
外装はそのままで、看板がパワーズフジミとなっていました。店内のレイアウトが大幅に変更になっていました。かつては反時計回りで、青果→惣菜→畜産→鮮魚となっていましたが、今回のリニューアルで、時計回りの青果→鮮魚→畜産→惣菜→日配品→乳製品となりました。ただ、2か所あるエントランスが2階へのエスカレーターとレジフロアで、物理的に分断されているので、リニューアルが済んでも、やはり人によって導線が違う感じがします。(そもそも導線はあくまで店側の設定なので、この店に限らず同じようなことは言えるのですが…)

内装は移動した青果と日配品・乳製品付近がリニューアルされていましたが、基本的には以前のままのようです。全体的に見ると、生鮮コーナーは今までの鮮魚売り場に青果売り場を押し込んで凝縮させた感じでしょうか。その分、通路に冷蔵平ケースを配置して、フジミらしい売り場になっていましたが、以前より通路が狭くなりました。そう考えると、かつてのゆったりとした高品質な雰囲気はあまりなくなったのかもしれません。一方、飲料水や特売品、一般食品のフロアが広くなったようです。ある意味、特売を組みやすい売り場へと変化したようで、既存のフジミ店舗に近い、庶民的な売り場へと大きく方向が変わったようです。また、2階はしまむら撤退後、現在(8月末)も閉鎖されたままとなっていました。