店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > フーデリッシュ メリア店 12月19日オープン

フーデリッシュ メリア店 12月19日オープン
旧フクヤメリア店跡 サンゴマート新業態


写真・加茂市駅前 加茂ショッピングパーク・メリア
今年9月7日をもって閉店した、清水フードグループの旧フクヤメリア店跡ですが、12月19日にフーデリッシュメリア店としてオープン。この店舗、地元加茂市で営業しているサンゴマートの新業態となるようです。メリアはJR加茂駅前に位置し、客層は比較的中高年が多い商業施設。1階の食品フロアは2002年まで、旧まるよしが営業していましたが、旧まるよしの経営破たんの後、旧フクヤがリニューアルする形で、同年12月19日に営業を再開していました。
行ってきました。
時期的に年末大売出しムードのせいか、メリアを含めた商店街は賑やかな雰囲気。メリアもフーデリッシュのオープンと合わせてセールを行っていて、若い客層も見られました。フーデリッシュのフロアは、導線が逆「の」の字で時計回り。フロアのほぼ中心にレジコーナーとなっています。内装は高品質感を持たせて大幅に一新。青果・鮮魚・畜産・惣菜の流れ。

青果は「百姓隊」なる地元農家が生産した野菜類のコーナーがありました。鮮魚から畜産までは両サイドに冷蔵ケースがあり、突き当りから右手にかけては、曲線を描いた平台に揚げ物のばら売りや、お弁当類などを販売。サラダコーナーや乳製品など、一般的な食材以外にも、お取り寄せ的なアイテムも見受けられました。リカーコーナーも日本酒などの品揃えもありました。旧フクヤ時代は旧まるよし時代からそのまま引き継いだ、一般的なスーパーの食品売り場でしたが、今回の改装は以前の面影はまったくなくなり、導線も大きく変化したので、目新しい感じがします。生鮮や総菜をメインとした売り場となったため、一般食品のアイテムが絞られていますが、あまり調理をしない層には、受け入れられるのではと思います。

オープン前
一概には比較できませんが、何となく当時のセサミに近い雰囲気をもっているコーナーがいくつかありました。POPが筆書き風のものだったり、販促物が手作りだったりと、もともとのサンゴマートと似たような個所があります。庶民的なサンゴマートをベースとしたところに、今回テーマである高品質アイテムを追加した感じでしょうか。生鮮コーナーが広くなった分、平日の売り場が心配ですが、スタイル的には加茂と言う地域性を考えたうえで、地域に今までなかった新しい売り場になっているのかもしれません。ただ、メリアとしてみた場合、フーデリッシュ以外、2階フロアの生活雑貨セリアやテナントなどは、決して客数は多くはないようです。

写真・加茂市仲町 サンゴマート仲町店
メリアから500メートルほど東、加茂川沿いに営業しているサンゴマート仲町店。奥に長いレイアウトで、時代を感じる「商店」と言った感じでしょうか。メリア店のオープニングセールのためか、客数は少なかったようですが、生鮮や手作り総菜を中心にまったりとした感じでした。

広告