店舗偵察レポート

JR村上駅西側の前田製管村上工場跡地を含めた再開発地域で建設が進んでいた村上西ショッピングセンターですが、6月19日に原信村上西店のほか、クスリのコダマやなんじゃ村などオープン。周辺では区画整理が進み、徐々に真新しい住宅が見られるようになってきました。ただ、現時点では駅東側市街地とはJR羽越本線で分断されているうえ、村上駅西口の開設について、JR側では具体的な計画はないようです。仮に西口開設となれば、駅前広場に接する店舗となるようですが、駅と一体化した街が形成されるのは、まだ先のようです。

行ってきました。
国道345号線から200メートルほど東へ入ったところ。店舗前の道路は、村上駅敷地側で事実上の行きどまりとなっています。今のところ国道側から店舗は見えますが、造成地の宅地化が進むと、おそらく見えづらくなるので、初めて来店する人にとっては国道沿いに立つ看板が頼りになるのかと。店舗棟は原信を中心に、クスリのコダマと100円ショップのなんじゃ村。コダマとなんじゃ村は、他地域の既存店と差ほど変わらない気がしました。

原信の導線は反時計回り。ハラシンカフェからベーカリー・お弁当・寿司・惣菜とつながり、並行して青果売り場となっています。鮮魚対面では市内の岩船港で水揚げされた魚など。畜産はさりげなく村上牛を品揃えしつつ、加工肉コーナーから玉子、日配品、冷凍食品。パンコーナーには地元トラヤの品揃えもあったりと、各売り場に地元色を付けています。冷凍食品から通路を挟んでレジ側はリカー売り場となっていて、レジは通常9台程となるようです。店舗外内装は、最近の新店やリニューアル店とほぼ同じ雰囲気で、特に細かく書く必要もなく、原信そのままの売り場となっていました。新店を巡回するロングホーンもありました。

原信は外壁に店名を記さない店舗がほとんどですが、「原信村上西店」と記されています。あと、国道側からの車の進入がほとんどなので、店舗西側エントランス近くに駐車車両が多く、また宅地も店舗西側に広がっているので、必然的にこちらからの出入りが多いようでした。ただ、店内導線は店舗東側エントランスからの反時計回りとなっているので、どうしても青果・惣菜から買い回りたい場合は、少し店内を歩く必要があるようです。将来的に村上駅西口が開設されれば、駅側から入店する場合はスムーズなのかもしれません。

撮影位置背後が臨時駐車場なので、敷地西側で人と車の往来が多かったようです。

原信東側がコダマ。看板は「くすりのコダマ」ですが、ロゴは「クスリのコダマ」…。あと、この撮影位置である一角のみ、アスファルトで舗装されておらず砂利が敷かれていました。