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十日町市 下島バイパス沿い商戦続く
チャレンジャー十日町店(仮) 来春オープン予定
※のちに出店届出は、取り下げとなりました。


写真・十日町市川端丑付近 通称:下島バイパス
十日町市の下島バイパス沿い、県立十日町総合高校近くに、来春オープンを目途とした、チャレンジャー十日町店(仮)の出店届出がありました。現在バイパス沿いには、ジャスコ十日町店を核とした妻有ショッピングセンターのほか、原信十日町北店やドラッグトップス、しまむらなどの専門店や飲食店など、ロードサイド店が軒を連ねている地域です。また、JR飯山線を挟んで並行している国道117号線沿いは、JR十日町駅を中心とした、古くからの商店街が連なっており、リオン・ドールや十日町シルクモールが共存しています。山間部からの買い物客が集まる市街地周辺。来春以降はチャレンジャーの出店によって、さらに商戦が激化し、客動向も変化するのかもしれません。今回は、そんな十日町を簡単にまとめました。

写真・十日町市川端丑 妻有ショッピングセンター
ジャスコ十日町店とケーズデンキ十日町パワフル館を核とした、妻有ショッピングセンター。「妻有(つまり)」とは、十日町市や隣接する津南町を含めた広域名称のようです。市内では最大規模のショッピングセンターとなり、駐車場をコの字に取り囲むようにブックオフのほか飲食店など、各テナントが営業しています。そもそも十日町市街地は、十日町盆地のほぼ中央に位置し、周囲を山間部に囲まていることもあり、周辺都市の郊外店とは直接影響を受けることは少ない感じはしますが、地域内の商戦は大変なのかもしれません。

写真・十日町市川端丑 ジャスコ十日町店
県内のジャスコでは珍しい平屋建て。レイアウトや内外装などは、出店時期が同じだった新潟市の白根店に似ています。ただ、この地域は積雪が多いためか、六日町店や小千谷店と同じく、駐車場は平面のみとなっています。エントランスを入ると、店内は左側が食品売り場、右側中央フロアが直営の衣料品や生活雑貨などで、それを通路で取り囲むようにテナントが営業。集客もあり、十日町ではジャスコを中心とした商圏地図となっているようです。

写真・十日町市上島丑 ホームセンタームサシ十日町店
ケーズデンキの建物には、かつてムサシの子会社だった宮元屋ムサシが、ホームセンタームサシ十日町店を営業していましたが、現在は店舗裏(西)側に移転しています。宮元屋ムサシも昨年、ホームセンタームサシに吸収合併され、消滅しました。全体的なレイアウトは三条店に似ているようですが、バイパスからは直接店舗が見えない立地となっています。

写真・十日町市巻之島寅乙 原信十日町北店
妻有ショッピングセンターからバイパス沿い500メートルほど北側に、原信十日町北店とコメリホームセンターが並ぶ、十日町ショッピングセンターがあります。県内では一般的な、原信とコメリの組み合わせ。周辺にはパチンコ店やしまむらなどが営業しています。日常的な買い物などをワンストップで済ませたい場合は、便利かもしれません。

写真・十日町市山本 十日町シルクモール
市中心商店街を貫く、国道117号線沿いの十日町シルクモール。正確に言うと、国道交差点から200メートルほど西へ行った立地。周辺には十日町市役所や県立十日町高校など、行政・教育施設がまとまっている地区です。原信十日町店とインテリアのアテーナが核となっています。バイパス沿いへの競合店進出とともに、若干空きフロアが目立つようです。

写真・十日町市寅甲 リオン・ドール十日町店
JR十日町駅前に立地するリオン・ドール十日町店。リオン・ドールの食品売り場と衣料品売り場のほか、ひらせい遊・TUTAYAなど幾つかテナントが営業しています。バイパス沿いの競合店進出とともに、衣料品売り場とテナントフロアの一部が、ひらせい遊・TUTAYAやゲームコーナーへと変化したようです。ひらせい遊・TUTAYAの誘致につながったのは、JR十日町駅がほくほく線との接続駅であり、高校生などの利用が多いこともあるのでしょうか。

ひらせい遊・TUTAYAの多くは、ひらせいホームセンター敷地内や店内に出店しますが、十日町店のほか、新潟市のリオン・ドール西川店など、単体で出店する場合もあるようです。

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