リオン・ドールガーデン巻 11月18日オープン
ドラッグトップス・セルフスタンドなど
新潟市郊外で建設が進んでいたリオン・ドールガーデン巻ですが、11月18日にオープン。敷地内にはドラッグトップスのほか、セルフのガソリンスタンドも併設されるなど、田園地帯のスーパー空白区にとっては便利な存在になりそうです。また、敷地内には来春をめどに、ダイソーがオープン予定となっていて、今後は建設工事が始まるようです。
行ってきました。
県内においてのリオン・ドール新店は、2004年にオープンした燕市の燕北(つばめ・きた)店以来でしょうか。外観は燕北店や西川店などとほぼ同様です。また、ショッピングセンター「リオン・ドールガーデン」としては県内初出店で、敷地内にはドラッグトップス巻南(まき・みなみ)店と、「まうちゅう」という福島のセルフガソリンスタンドなど。「まうちゅう」は県内初出店で、ドラッグトップスは、リオン・ドール競合のウオロク巻店前で巻店を営業しています。
リオン・ドールの店内は反時計回りで、青果・鮮魚・寿司・惣菜・畜産・冷凍食品の流れで、レジ側にリカーコーナー。内装はクリーム基調で、冷ケースや什器はグリーン基調。レジは通常7台程度でしょうか。入口は別になりますが、クリーニング店がテナントとして入りました。ベーカリーやフラワーショップはなく、売り場内で対応。イートインコーナーなどは見当たりませんでした。周辺は田園地帯ということもあり、適度な規模で留めている売り場でしょうか。
地物の品揃えは青果物や、つきがた黒豚、地元製パンコーナーなども設けられていました。リオン・ドール自体、県内店舗においては、特色をもった売り場ではないようで、あくまで一般的な品揃えと、さりげなくCGC商品を売っているという点は、巻店もほぼ同様です。巻店の競合としては、コメリとセットになっている魚のウオロクと、低価格で打ち出す、生鮮&業務スーパーのチャレンジャー、ポイントカードで攻める地域老舗?のマルイなど。売り場の特色が薄い分、価格で比較されやすい点が気になるところですが、近郊で既存の西川店や白根店などがあり、ある程度の知名度から、一部のファンは取り込めるのでしょうか。
同じ新潟市内でも中心部など競合が多く、競争が激しい地域への出店ですと、もう少し売り場のブラシアップと特色を出す必要があるのかもしれませんが、巻店周辺では生活必需品とガソリン給油が一か所で揃うだけでも、便利な存在かもしれません。
上の写真、リオン・ドールとドラッグトップスの間には、工事用の鉄板で覆われた箇所があります。来春オープン予定で、ダイソーの店舗が建設されるようです。駐車場も全体的に余裕があり、隣接地のパチンコ店と合わせると、一つの商業ゾーンと考えられるかも…。
県内でも各地に増えてきた、スーパーマーケットとセルフスタンドでの組み合わせ。駐車場の空きスペースに誘致するケースもありますが、車社会の新潟にとっては魅力的かもしれません。亭主が洗車してガソリンを入れている間に、妻がリオン・ドールでお買い物。息子と娘はドラッグトップスでコスメ商品を購入…。そんな週末の昼下がりが目に浮かびます。