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ウオロク柏崎店 7月8日オープン
コモタウン柏崎 ケーズデンキ・ムサシなど

柏崎市の国道8号線沿い、旧小松エスト柏崎工場跡地で建設工事が進んでいたコモタウン柏崎ですが、ウオロク柏崎店が7月8日オープン。また、現地に移転するホームセンタームサシ柏崎店は6月27日、ケーズデンキ柏崎パワフル館は7月11日をもって閉店し、7月15日にオープン。そのほか、おおぎやラーメンとかっぱ寿司も出店となります。
行ってきました。
「コモタウン」と言えば新発田でしたが、開発元がウオロクと言うこともあり、核店舗は新発田と同じウオロクとホームセンタームサシとなっています。今回、各棟で出店するのは先に書いた店舗となりますが、敷地東側(JR信越本線・中央跨線橋側)には、砂利を敷いた区画が残されていて、今後も店舗誘致が進められるようです。計画では7棟建設される予定ですが、現在は5棟となっています。ショッピングセンターの規模としては柏崎市内で最大となりますが、複合性としてはシンプルな組み合わせで、ある意味、現実的なのではと感じました。

イオンのようなモール型ショッピングセンターを望む声も聞きますが、約20キロ範囲となる長岡市内には、既にリバーサイド千秋が営業していることや、コモタウンの接する国道8号線沿いにはロードサイド店が約5キロ範囲に集中していることもあり、この時世での出店は少し厳しいのかなぁという感じはします。地形環境も異なり、一概には比較できませんが、同じコモタウンのある新発田市の人口は約10万で、20キロ範囲にはモール型のイオン新潟南ショッピングセンター。柏崎市の人口は約9万となり、競合の環境も似ているような気もします。

また、コモタウン柏崎の場合、JR柏崎駅を中心とした「まちなか活性化計画」に含まれおり、「既存商業機能等に考慮し、中心市街地におけるにぎわいの創出に向けて、民間事業者による開発整備を行います。」と記されています。「既存商業機能等」が中心商店街を意味するので、その歩調を考えたうえ、結果的に郊外に分散していたスーパー(ナルス柏崎店)や家電店、ホームセンターを中心部の「近い場所」に集約したことになるのかもしれません。

現時点では、砂利の区画も駐車場として利用
ウオロクですが…。
店内は時計回りで、青果・鮮魚・畜産・乳製品・惣菜・リカーコーナー・インストアベーカリー「ボーレ」の導線。レジは基本的に13台程度でしょうか。外装も含め、基本的には店内の雰囲気も最近の新店やリニューアル店の延長という雰囲気でまとめています。青果裏側はくすり売り場となっていて、レジ向かい側のファーストフードにはピーコックが入店。イートインコーナーやキッズコーナー、ゲームコーナーや銘店などが設置されています。ウオロクと言えば鮮魚の強みがありますが、地元柏崎港から直送するコーナーもあり、青果の地物コーナーと合わせて、客を引き込みやすい雰囲気になっているのかなと思います。そのほか、エントランスは異なりますが、建物内にはクリーニング店とATM、宝くじ売り場などもあります。
売り場全体的に従来のウオロクですが、もう少し地元ニーズに変えていく必要もあるのかなと感じますが、おのずと変わって(変えて)いくのかなと。また、競合となる原信岩上店は6月にリニューアルしましたが、長岡市の美沢店同様、かなり近未来的?でクールな売り場となりました。クールな売り場とウオロクの売り場、見た目の好みは人それぞれですが、週末の買い物としては分散した店舗が集約されたコモタウンを利用する人は多いのかなと感じます。

ホームセンタームサシ柏崎店

海の街らしくサーフボード風?
以下は競合となる店舗です。イトーヨーカドー丸大柏崎店は駅前通りに位置しています。

写真・柏崎市岩上 原信岩上店

写真・柏崎市駅前2丁目 イトーヨーカドー丸大柏崎店

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