店舗偵察レポート

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マルイ東小千谷店 7月9日オープン
小千谷市初出店 国道351号線沿い

JR小千谷駅から約800メートルほど南、国道351号線・旭町交差点近くで建設工事が進んでいたマルイ東小千谷店ですが、7月9日オープン。今回、マルイが出店するのは、信濃川の右岸で東小千谷と呼ばれる地域。JR小千谷駅を中心とした市街地で形成されていますが、2004年に発生した中越地震で、原信駅前店が倒壊し閉店となって以降はスーパーの空白区となっていました。商圏としては主に東小千谷のほか、小千谷市南部や長岡市川口地区を見込んでいるようです。
行ってきました。
マルイ単体の出店で、クリーニング店を併設しています。規模や店舗カラーはおおむねマルイの標準的な店舗のようです。店内は時計回りで、青果・水産・惣菜・畜産・冷凍食品・インストアベーカリー「メルヘン」とイートインコーナー・リカーコーナー。レジは基本的に7台程度でしょうか。什器はブラックを基調にし、内装は外装の各カラーを使い分け、落ち着いた雰囲気となっています。導線のうち、総菜売り場が凸となっている箇所がポイントのようです。 各生鮮部門は、平ケースと組み合わせた売り場となっています。総菜の平台・平ケース箇所はお弁当類やお寿司のコーナーとなっています。週末のためか、またはたまたまだったのか、若干ボリュームが…とは思いましたが、平日には変化があるのかもしれません。
マルイの成長過程をみると、各生鮮部門ごとにブランドを追及したり、地物を強化したことで全体的に底上げされたためか、単調化していた売り場にメリハリが付いたように感じます。その点では、東小千谷店も引き継いでいるのかもしれません。また、小千谷市内では、ポイントーカードを前面に出した店舗としては、目新しさはあるように思いますが、単に価格のみで見ると、信濃川の左岸で西小千谷と呼ばれる地域の競合と比較されやすい気もします。

ただ、利便性を考えるとスーパー空白区への出店となり、住民の安心感は得られたようです。店舗周辺の地形や人口を見ると、西小千谷の地域以上に商戦が激化することは当面無いと思われるので、売り場作りによっては固定客を掴みやすい立地であると感じました。

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