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〜不定期・プチ店舗巡り【14】〜
キューピット下本町店 ホクセイマート本町店


写真・新潟市中央区東堀通12番町 キューピット下本町店
新潟市中心部・下本町商店街(フレッシュ本町)には、キューピット下本町店とホクセイマート本町店が200メートルほどの近距離で営業。商店街を含めて下町(しもまち)の台所と言ったところですが、みなとトンネルや柳都大橋の開通によって、郊外のショッピングセンターへのアクセスも向上。それにともなって商店街も変化していきましたが、自家用車を持たないご年配層や若年層にとっては、重要な存在です。

周辺は古くからの住宅や商店が密集し、新潟(市)の人達は広い範囲で一帯を下町(しもまち)と呼んでいます。比較的、ご年配の方が多く暮らす地域ですが、繁華街に近いこともあり、街中には若年層の姿も見受けられます。

キューピット下本町店(本町通側)
キューピットとホクセイマートは、本町通と隣接する東堀通や上大川前通とに店舗がまたがるため、それぞれ所在地は異なりますが、両店とも本町通側(本町通12番町)にエントランスがあります。キューピットは本町通側と東堀通側ともにエントランスとレジがあり、双方の通り沿いの土地を合わせた敷地となっているため、店舗が細長く途中で鍵の手になっています。外観は歴史を感じますが、内装は近年にリニューアルを行っていて、導線はおおむね一側面が青果・鮮魚、もう一側面が惣菜と畜産、生鮮沿いの通路を挟むように催事コーナーやゴンドラなどを配置。鍵の手の店舗形状の角地を利用して、鮮魚と惣菜にボリュームを持たせています。商品搬入口は東堀通側のエントランスと並んでいます。

写真・新潟市中央区上大川前通(本町通)12番町 ホクセイマート本町店
ホクセイマートも細長い店舗ですが、エントランスは本町通側のみ。まさに地元スーパーなのか特有の雰囲気があり、導線は時計回りでおおむね、青果・畜産・突当りが鮮魚・惣菜など。生鮮通路と平行した通路が中央に1本あるため、広く感じます。生鮮は平ケースを用いている箇所もあり、お惣菜も和風洋風と充実していました。外観・内装とも歴史を感じますが、集客はあるようです。

おおまかに比較してみると、キューピットは内装の雰囲気や品揃えなどで、若年層狙う中でご年配層も意識。ホクセイマートは若年層を狙う要素は抑え、長年の顧客を意識しているようで、ある程度は住み分けができているのかもしれません。両店ともエントランス脇にベンチが置いてあり、ご年配が集われている光景がありました。周囲にはコインパーキングはありますが、自転車や徒歩での来店客が多いようです。

写真・新潟市中央区本町通12番町 フレッシュ本町
露天市も開催・向かって右側の奥にキューピット

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