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2011.5.29更新

原信吉田店 5月28日リニューアルオープン
1階フロア ドラッグトップス新規出店へ


写真・燕市吉田東栄町 原信吉田店
燕市の国道116号線沿いで営業している原信吉田店ですが、5月9日をもって一時閉店。全面改装工事を行っていましたが、内外装とも一新し、5月28日にリニューアルオープン。1階フロアには、新たにドラッグトップスがオープン。原信においてはスーパーストアの先駆けとなった店舗ですが、今回のリニューアルで「SuperStore」の看板は降ろされ、既存のテナントとともに食品フロアは集約されていました。

1階には原信の食品売り場を中心にフラワーショップやクリーニングのほかファーストフードなど、2階は音楽教室や理髪店が営業しています。大手薬品など、一時閉店前に撤退したテナントもあるようです。
行ってきました。
長らくピンク色だった外壁でしたが、近年ではクリーム基調に塗りなおされていたので、今回のリニューアルは主に内装かなと予想していましたが、アクロスプラザ長岡の美沢店以降に使用されているカラーで統一、店舗左右にあったロゴは撤去され中央部に新設されました。

店内は時計回りの導線で、ハラシンカフェ、寿司と惣菜とともに青果と平行、水産、畜産、乳製品、冷凍食品、リカーの流れ。かつては、広さを持て余していました売り場で散在していたカテゴリーが、今回のリニューアルではっきり区分され、チーズ・ピザやサラダコーナーの新設など、全体的に売り場と通路を集約したことで、ボリューム感が出たのでしょうか。オープン平ケース中心だった冷凍食品も、多段ショーケースに移行。日常的に買い物頻度が高い総菜と冷凍食品などがレジ側に移動したことで、買い回りしやすくなったようです。

内装や什器とともに、美沢店以降の店舗に近い、照明を抑えたダークでシルバーな雰囲気となっています。その中でも、震災の影響でさらに照明を落としている箇所もありますが、慣れたせいか、現状点灯している分だけでも充分かなと言う気もします。ドラッグトップスのフロアは冷凍食品側となっていて、レジ正面にフラワーショップやファーストフード、洋菓子や玩具店などが並んでいます。クリーニング店の入り口は、店舗外側からのみとなっています。
今回のリニューアルでは、鮮魚側の寿司・弁当コーナーと導線の最後となっていた惣菜を、導線の先頭である青果売り場側へと移動させ、エントランス側のテナント部分やカート置き場を従来のベーカリーとセットにして、ハラシンカフェに模様替えした点が大きいでしょうか。テナントフロアでは、在庫置き場としていた旧フロアと、改装前に閉店したフロアを含めて、既存テナントの再配置を行い、食品売り場の一部を合わせてドラッグトップスを組み込んだ点なども大きな変化かと。そのほか、銀行ATMは撤去され、トイレが新設されました。また、2階のテナントは改装中も営業を続けており、内装とも大きな変化はありませんでした。
原信の会社沿革には「1991年 初の自社開発ショッピングセンターを吉田町(現燕市)に開店。」とあり、郊外型ショッピングセンター出店への足がかりとなった吉田店。時代の流れとともに生活スタイルの変化や競合店の進出などを経て、売り場も大きく変化したようです。

リニューアル前(4月下旬)

2007年1月頃

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