はじめまして 原信近江店
7月15日オープン 笹出線交差点近く
中央区の笹出線と寄居浜女池線の交差点近くで建設工事が進んでいた原信近江店ですが、7月15日にオープン。当初、2010年2月をめどに出店を予定していましたが、敷地とほぼ接する寄居浜女池線のバイパスが開通となった後、本年2月から工事が開始されていました。
1キロ範囲にはドラッグストアのほか、ウオロクDEKKY401店や同女池店、マルイ女池店や良食生活館新和店など競合が多い地域。約200メートル西には、さらなる激戦が心配されていたパワーズフジミ近江店が営業していましたが、5月29日をもって閉店となっていました。
近年、新潟市中心部に攻勢をかけている原信ですが、中央区内では関屋店、紫竹山店、南万代店に次いで4店舗目。近江店の出店で、各店がおおむね2キロ範囲の間隔で立地することになります。
行ってきました。
周辺が市街地となった中で残されていた耕作地ではありましたが、道路拡張工事とともに原信とメディカルタウンが誕生し、風景は一変したようです。メディカルタウンは4月の時点で、クリニックの駐車場としても整備され、建物の建設スペースと思われる砂利の敷かれた箇所が残っていることを確認していましたが、現在も同じ状況となっています。
今回オープンした近江店は、店舗の隣にクリーニング店が並ぶのみとなり、ショッピングセンターではなく、ほぼ単体での出店となりました。営業時間も7:00〜24:00と、新潟市街の原信店舗はおおむね24時間営業となっている中、現時点では抑えられているようです。
店内は照明を抑えたダークでシルバーな雰囲気で什器も同化。内外装とも美沢店以降、また導線とレイアウトは、5月にリニューアルした吉田店とほぼ同様でしたが、新潟市内での店舗では初のスタイルとなるので、目新しさはあるかもしれません。導線は時計回りで、ハラシンカフェ、フラワー、寿司と惣菜とともに青果は平行、水産、畜産、乳製品、冷凍食品、リカーの流れ。各部門内でカテゴリー分けも明確になっています。レジは10台ほど。レジ向かいにはボン・オーハシなどの銘店や電子イオン水、銀行ATMなど。衣料品の取り扱いは無く、全体的に買い回りしやすい規模となっています。言ってみれば、原信らしい売り場なのかと。
あと、オープニングではおなじみ?の新店を巡回しているロングホーン(※)の鐘も。
(※ロングホーン)大きな鐘?のようなもので、紐を左右に振って鳴らします。長岡市と姉妹都市であるテキサス州フォートワースから、贈られた…と説明板に書いてあります。)
競合との関係は冒頭に書きましたが、パワーズフジミが閉店したものの、おさかな系のウオロク、リーズナブル?な良食生活館、(良い意味で)ローカルなマルイ、いろいろな意味で直線的な原信と、カラーを持った店舗が集まる地域。相対的には原信が高品質な店舗として見られるような感じもないわけではないですが、住民にはどう映るのかな…と思います。
寄居浜女池線(写真右)とは間接的な立地
周囲の道路は倍近く拡張