店舗偵察レポート

新潟市西区の関屋大橋西詰で営業しているイオン新潟店ですが、2月20日をもって閉店。ジャスコ新潟店時代より数え、33年の歴史に幕を閉じることになりました。それにともない、西区郊外とを結んでいるシャトルバスも20日をもって、ひとまず運行は終了となります。

来春を目処に店舗を建て替え、増床する形でシニア層をメインとしたGMSをオープンさせる予定。休業中には仮設店舗の営業も検討されていますが、青山地区周辺は大型店の空白区となり、約1年間は不便な状況が続きそうです。

長らく「ジャスコL(エル)」「青山ジャスコ」で親しまれたイオン新潟店。1999年4月に新潟交通電車線が廃止されるまで、店舗の関屋ゲート側から、東青山駅に停車する郊外とを結ぶ電車を見ることができました。また、オープンから1990年代後半までは、郊外型店舗として広範囲からの集客を得ていましたが、年月の経過とともに市街地は広がり、さらなる郊外に同社の大型店などが出店。現在では、おもに中央区や西区など店舗周辺からの集客が多くなっています。

建て直しの理由として、店舗の老朽化とありますが、大規模改装だけでは目指す売り場スタイルに合わせ辛いことや、周辺の交通量や車規格の変化により、駐車場への誘導路や駐車スペースが、現代とは合わなくなっていることなど、敷地を含めて全体的にレイアウトを組み直す必要があったのかと察します。

…と言うことで、もう少しで見納めですので、写真を撮ってきました。