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2012.2.26更新

パワーズフジミ山北(さんぽく)店 2月2日オープン


写真・村上市府屋 パワーズフジミ山北店
2011年8月に自己破産した旧エノモト店舗のうち、村上市府屋の旧エノモト山北店跡に、パワーズフジミ山北店がオープンしました。
■参考記事/エノモト 自己破産申請 事実上倒産へ

村上市街から約30キロほど国道7号線を北上。海と山に囲まれ、府屋漁港などを中心とした街の海岸沿いの一角。競合としては、同国道をさらに4キロほど北上した、マックスバリュあつみ店(イオンタウンあつみ)などですが、山形県側の鶴岡市街までも40キロほどの距離があり、量販店の少ない地域です。エノモト閉店以降はスーパーの空白区となりましたが、地元の強い早期営業再開要望のもと、今回の冬季オープンとなりました。
…ということで、1月末から続いた毎週末の除雪作業も一区切り。(私事) ようやく行ってきましたので、いまさらながら写真を載せてみます。

外装はご覧のとおり、全面をクリーム色に塗り替え、新潟市内でよく見かける「EVERYDAY LOW PRICE SMILE」POWERSフジミとなっていました。内装もクリーム色となり、導線は反時計回りで、青果・鮮魚・畜産・惣菜・飲料水の流れ。レジはサービスカウンターを含めて4台ほど。リニューアル工事としては、おもに内外装の塗り替えとレイアウトを中心に整えた程度でしょうか。

鮮魚売り場の平ケースには、地元の寝屋漁港(府屋漁港の南隣り)で水揚げされた魚介類を販売。地元カラーは出ていましたが、全体的にはいたって基本的な品揃えでした。店舗面積も270坪(887u)ほどで、アイテム数や陳列量も抑えた感じかと。レジ脇のスペース側面に「お酒」と書かれていましたが、カップ麺などが陳列されているゴンドラがあるのみ。陳列物に隠れて読みづらかったですが、お酒とたばこは4月から販売開始されるとの告知文が貼られていました。

店内には地元らしい姿?をした年配のご夫婦や女性などが見受けられました。車などの交通手段があっても、あまり遠出はされない方にとっては、充分な品揃えなのかと…。国道沿いといっても、時期にもよりますが交通量は多くはないようで、近隣の固定客に支えられているような感じです。

店舗向かい駐車場・旧エノモト時代は未舗装でしたが、アスファルトが敷かれる。

写真右側は国道7号線・奥は新潟方面

国道7号線を北へ4キロほど走ると、マックスバリュの看板が見える。

写真・山形県鶴岡市鼠ヶ関 イオンタウンあつみ
県境標から200メートルほど超えたところで営業する「イオンタウンあつみ」。マックスバリュとツルハドラッグ、ホームセンタージョイなどで構成された、マックスバリュ東北によるマックスバリュの典型的な店舗とツルハドラッグの組み合わせです。(晴れた日の写真は過去記事の最下部に掲載)
マックスバリュの導線は反時計回りで、青果・鮮魚・畜産・惣菜・リカーの流れ。品揃えはまあ…全体的にイオンらしいトップバリュな売り場。2009年4月オープンとのことで、比較的新しい店舗です。ホームセンターやドラッグストアのほか、コインランドリーや精米機もあるので、週末の買い出しには便利だと思いました。先のパワーズフジミでは、鶴岡方面から走ってきた庄内ナンバーの車が、買い物を終えるとそのまま鶴岡方面へ戻るパターンが何度か見受けられたので、マックスバリュ近隣の方も両店を上手く使い分けているのでしょうか。

県境が目と鼻の先なので、あまり他県に来た感覚にはなりませんが、陳列された生鮮パックの加工元が宮城県や岩手県など東北各地となっており、スーパーマニアにとってはプチ旅行感覚が楽しめるかもしれません。(たぶん)

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