ハローツゥ 5月25日オープン
写真・上越市木田1丁目 ハローツゥ
2月末をもって閉店した上越市の吉池春日山店跡ですが、5月25日にハローツゥ(Hallo2)としてオープンしました。地元の羽深建設によって設立された「株式会社ハローツゥ」が、吉池より解雇された従業員の一部を雇用し、店舗および敷地を吉池から借りる形で、約3か月ぶりに営業を再開。
外観は「吉池」のロゴ看板を外した他は、ほぼ当時の状態ですが、正面駐車場側のガラス部分に「ハローツゥ」と大きな文字で記されています。導線は時計回りで、青果・鮮魚・畜産・惣菜・飲料水の流れ。レジは5台とその向かい側にはクリーニング店のスペース。酒の販売は6月中に始まると告知も。店内は内装と床面が一新され、白基調でスッキリとした雰囲気になりました。
全体的に見ると、ほぼ当時の売り場を再現したレイアウトと陳列になっていますが、取扱いアイテムが絞られたことと、吉池のプライベートブランドが無くなったほか、販促物やPOPなどが簡素となっているため、ボリューム感と市場風の雰囲気が薄らいだ点が大きな変化でしょうか。その結果、通路が広くなり売り場は整然としました。買い物かごや什器の一部など、吉池から譲渡された器材もあるようで、吉池のロゴが消されているものも。
現時点では「普通のスーパー」という印象ですが、会社設立から営業再開までの期間を考えると、個人的にはよくまとめた売り場ではないかと思います。
一定の集客は見込めるようなので、お客のニーズに合わせつつ、努力次第では「色のあるスーパー」へ変化できる環境なのかなと察します。売り場の一角には、地元のお菓子コーナーも設置されているなど、これから住民とともに作り上げていく店なのかもしれません。