店舗偵察レポート

2008年10月をもって閉店した良食生活館三条店跡地で店舗建設が進んでいた、あいでん本町店ですが、7月14日にオープン。約4年ぶりに営業再開となり、ようやく中心市街地に活気が戻ったようです。

エントランスは常盤橋側とアーケード側の2か所。常盤橋側は橋の架け替え工事にともない、道路拡張されたこともあり、駐車場と商品搬入口が並ぶ正面エントランスとなりました。駐車台数は40台ほどと限られますが、オープニングセールが過ぎれば不足しない気も…。

一般食品は基本的な品揃えに抑え、生鮮売り場をメインとして、飾り気のない生鮮市場らしい雑多な売り場に。レジは5台ほど。特徴は青果売り場の充実と、総菜売り場の平台やケースの高さ。青果売り場についてはあいでんの持ち味でもありますが、平台やケースが異様に低いので不思議に思いつつ、しばらく観察してみると、どうやらご年配の方には程よい高さになっているようです。

150坪ほどの店舗にテナントである大手薬品と、来店客がくつろげる比較的ゆったりとした「憩いの広場」を確保しているので、ほかの同規模店舗と比較すると、食品売り場が店舗奥に細長く配置されています。全体的には程よい生鮮売り場とドラッグストアを組み合わせた、地域の実情を把握した店舗なのかと。一部、鮮度が気になった個所はありましたが、今後に期待できればと…。

オープニングということで、いろいろな客層が来店していますが、アーケード側の駐輪台数とご年配の多さから地域層が垣間見れるかと。また、繁華街が近いこともあり、その道の方と思われる装いの女性や男性の姿も。