店舗偵察レポート

長岡市の国道8号線沿い、寺島交差点東側の旧ジェイティシイエムケイ跡地に店舗建設を進めていた原信寺島店(長岡寺島ショッピングセンター)ですが、9月21日にオープン。原信や飲食店のほか、10月下旬にオープンするコメリパワー長岡店などで構成されています。

原信は内外装とも、近年の新店や改装店などと同様のスタイルで、シルバーでクールな雰囲気。テナントとして、店舗北側にクリーニングのニューワタナベを併設。

導線は時計回りで、ハラシンカフェ、寿司と惣菜とともに青果とフラワーは平行、水産、畜産、日配品、冷凍食品、リカーの流れ。レジは通常10台ほど。レジ向かいにはボン・オーハシなどの銘店や電子イオン水、銀行ATMなど。そして新店を巡回するおなじみ？のロングホーンが鎮座。青果売り場の地元野菜や山古志野菜などが、地域らしさを出していました。そもそも、地元でのオープンと言うことで、原信で買いなれた客層が多いように感じます。

競合としては、約1キロ範囲内に同社の宮関店や古正寺店のほか、ウオロク蓮潟店やムサシ食品館長岡店、アピタ長岡店(リバーサイド千秋)やイオン長岡店など林立していますが、店舗北側で直近となる店舗は、(宮関店を除いて)信濃川沿いに約30キロほど北上した燕市の吉田店。コメリパワー長岡店とともに、週末を中心に新たな集客を見込めるのかと。

コメリについては、長岡市内初のパワー店舗。立地から考えると、長岡市街地からの集客は基本として、大規模ホームセンターの空白区となっていた、長岡市北端の与板や寺泊、中之島地区など田園地域を含む、広範囲からの集客を見込めるかもしれません。