ピアレマート新和店 10月13日オープン
良食生活館新和店跡 リニューアル
8月30日をもって閉店した良食生活館新和店ですが、10月13日にピアレマート新和店としてリニューアルオープン。引き続き(株)スポットの運営となり、7月にオープンしたピアレマート柏崎店と同様、ディスカウント(低価格)スーパーへの変更となりました。(柏崎店は新規)
チラシには「こだわったのは食材と品揃え。驚きの値段。」と書かれている点も合わせ、柏崎店とおおむね同じスタイルかと。昨年7月、店舗の約100メートル西側に原信近江店がオープンして以降、商圏内のウオロクやマルイなどの各店を含めて、商戦が続いていました。今回のリニューアルで、今まで以上に低価格を打ち出し、他店との差別化を試みたようです。
外装は店名の看板を差し替え、店内はパープルの柱にレッドの内壁となり、ポイントとなるカラーをピアレマート仕様に。導線は反時計回りで青果・畜産・惣菜・鮮魚・乳製品・酒・日用雑貨。基本的なレイアウトは、良食生活館当時とおおむね同じく、売り場もベースは良食生活館のそれなので、見慣れた雰囲気ではあります。ただ、POPの使い方や売り場づくり、大型パックの品揃えなど、以前より売り場全体で低価格さが演出されているようです。
特徴と言えば、作業場と一体化した青果売り場の解放感と、安く見える低位置での陳列台。畜産売り場の「国内産」をメインとした特定ブランドに頼らない?低価格とボリュームさ。総菜売り場の惣菜バイキング・ばら売り・弁当の各平台(島)と魚屋の寿司。冷凍食品・アイスの毎日半額(メーカー参考価格・一部除く)や、強みである生活雑貨のアイテム数でしょうか。
また、かつてのテナント・デリカレストラン跡は、休息スペースとして一新。良食生活館のフレッシュカード(ポイントカード)は、ピアレポイントカードとして交換していました。
こちらは変わらず
いろいろと書きましたが、簡単にまとめると「全盛期のパワーズフジミが打ち出していたEDLP(エブリデイロープライス)の店舗が、久々にご当地に復活した」印象でしょうか。パワーズフジミも近江店の閉店時には、看板こそEDLPのままでしたが、既に広告物や新店の看板などは「EVERYDAY SMILE」に置き換えられ、低価格も抑えた売り場となっていました。
さて、EDLP店舗の復活…。笹出線沿いでは、今後どのような存在となるのでしょう。
良食生活館新和店(2010年7月当時)