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2012.10.27更新

ウオロク鳥屋野南店 10月26日オープン
女池インターチェンジ南側 陽街(はるまち)


写真・新潟市中央区鳥屋野 ウオロク鳥屋野南店
■参考記事 ウオロク鳥屋野南店 建設工事進む
■参考記事 ウオロク鳥屋野大島店(仮)予定地 区画整理事業進む
国道8号線の新潟バイパス・女池インターチェンジ南側、「陽街(はるまち)鳥屋野南」(鳥屋野大島土地区画整理事業地)で店舗建設が進んでいたウオロク鳥屋野南店ですが、10月26日にオープン。店舗周辺で行われていた区画整理事業の関連工事が進み、街づくりのベースが整った段階でしょうか。店舗西側では各住宅メーカーによるモデルタウンも完成し、工事車両が行きかっていた風景から、人が集う雰囲気へと少しずつ変わってきました。
店舗全体は近年の新店や改装店とほぼ同調で、内壁は全面淡いクリーム基調。床はクリーム色のタイル風、什器やディスプレイを含めて柔らかい雰囲気に。店舗正面はガラス張りとなっていて、店内は広く明るく見えます。今回も全体的にさっぱりした売り場のようです。

導線は時計回りでトイレ・青果・鮮魚・畜産・惣菜・弁当・寿司・ベーカリーボーレ・イートインコーナーの流れで、レジは通常7台ほど。レジ向かいのガラス面側は、サービスカウンター兼用で大阪屋やMary'sのお菓子を販売する銘店コーナーと、青果側に純水機と冷氷機。ポイントと言えば、青果中央の地元いきいき野菜コーナー、鮮魚売り場の広さと品揃え、畜産売り場の導線トップのステーキ・焼肉・すきやきコーナー。惣菜売り場側に接するサラダやデザートとリカーの配置でしょうか。テナントにはクリーニング店のワゴードライを併設。

過去に鮮魚売り場中央に作業場を設けていた新店もありましたが、鳥屋野南店はケース配置のみ。最近では当たり前になっていますが、「なるべく(調理で)手を加えずに食卓へ」を考慮し、レンジで調理できる焼き魚や海鮮サラダ、生ハンバーグやパン粉の付いた鶏肉のほか、肉惣菜やサラダなどが充実。手作りおにぎりやおはぎも、以前と比べてそれ自体で感動するアイテムではなくなりましたが、改めて縦割りとしてコーナー化を意識付けることで、売り場の見た目や演出も大きく変わるようです。
競合としてはチャレンジャー新潟中央インター店も含まれますが、幹線道路の交通量や位置関係を考慮すると、キューピット出来島店も意識されるのでは…。宅地開発が郊外に広がるにともない、女池インター付近を中心にスーパーの空白区でした。その空白区の中心に鳥屋野南店は位置するので、一定の集客は見込めるのかと。ただ、広範囲からの集客を見込むというよりは、周辺住民の普段使いのお店という位置づけになるような。また、ウオロク北側に建設中のくすりのコダマがオープンすると、利便性が増すと思われます。
区画整理事業の全四工区のうち、ウオロクに隣接する第一工区は完工となり、既にモデルハウスや公園、建設中の個人宅など新しい街並みが見られます。ただ、街全体で人が集い、暮らす環境として整うのはもう少し先ですので、人口が増えるにつれ、客層やニーズも変化していくのかもしれません。

駐車場から見るモデルタウン

モデルタウンから見るウオロク

販売区画数が最大となる西側の工区

銀座線ではありません

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