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2012.11.24更新

清水フードセンター大学前店
11月23日リニューアルオープン


写真・新潟市西区坂井砂山3丁目 清水フードセンター大学前店
■参考記事 清水フードセンター大学前店 8月26日をもって一時閉店
店舗改装のため、8月26日をもって一時閉店していた、清水フードセンター大学前店(大学前ショッピングセンター)ですが、11月23日にリニューアルオープン。清水フードセンターのほか、衣料品店・フラワーショップ・銘店・中華料理店・書店・クリーニング店・チャンスセンターなどが営業していましたが、在庫置き場となっていたテナントの空きフロアを含めて、内外装を全面一新。一部テナントとグリーンスタンプギフトセンターは、引き続き営業していました。
外装は全面を塗り替えて、ロゴ上部にキャッチコピーの「おいしさは品質」が付されました。内装も淡いカラーとなり、什器はブラック調に一新。テナントのうち衣料品店と中華料理店は退去。さらに、北側エントランスが西側に位置を変えて増床され、テナントフロア側に位置していたトイレが、グリーンスタンプギフトセンター脇(空きテナント部分)に移動。テナント街の小路は無くなり、食品売り場と向かい合う形で、全体的に通路が広くなりました。
導線は反時計回りで、寿司・弁当・惣菜と並行通路で青果、畜産・鮮魚・和日配・冷凍食品・乳製品・リカーの流れで、レジは7台ほど。かつては青果・鮮魚・畜産・惣菜の流れでしたが、売り場手前側に中食をもってきたことや、日用雑貨は基本的なアイテムに抑え、生鮮・一般食品と酒売り場を中心としたレイアウトに見直し、絞り込んだ売り場となっていました。

大きく変化した点は、導線頭が側面の総菜売り場と向かい合う形で、青果のフルーツが並び、その裏側が葉物の青果売り場となっている箇所。また、側面の生鮮の各多段ケースは低めの規格となり、年配客にも配慮しつつ、店内に解放感を演出している箇所でしょうか。あと、テナントの並びに「SHIMIZU DRINK BAR」なる、イートインコーナーも新設されました。
年月の経過とともに色あせ、各テナントとの共存で雑然としていた売り場でしたが、すっきり整理されたようです。食品売り場に関しては、一定の販促物やディスプレイ等を用いて、コーナー化など演出は加えているものの、単調化した売り場が並ぶので、インパクトに欠ける感じもしました。が、清水自体は年配層の支持も多く、過大?な販促物で、目の疲れる売り場作りをあえて控えているのでしょうか。ある意味、清水らしい売り場なのかもしれません。
ちなみに、今回のリニューアルは、経済産業省の「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」の採択を受けたとのことです。

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