MEGAドン・キホーテ上越インター店 12月14日オープン
旧水澤の家具上越インター店跡
写真・上越市富岡 MEGAドン・キホーテ上越インター店
上越市の国道18号線沿いに位置する上越ウイングマーケットセンター内に、MEGAドン・キホーテ上越インター店が12月14日オープンしました。2009年に閉店した旧水澤の家具上越インター店跡を全面リニューアルしての出店となり、おもに家庭雑貨や衣料品のほか、家電製品や、生鮮を除く一般食料品などを販売するディスカウントスーパーとなります。
今回オープンしたのは、2階建てのうち1階フロア。エントランス側が2階までの吹き抜けとなっていて、左右に2階フロアへの階段が配置されているのは家具店当時の名残なのかと。かすかに見える2階の内装は一新されているようですが、売り場としては解放されておらず、階段に販促物を置きつつ、スタッフ以外は入れない状態になっています。
店内は…まあ、ドンキそのものです。
導線は時計回りで、ざっくり言えば左側はファッション、ブランド品など若年層向けのフロア。奥はキッズ・インテリア・家電製品。右側は一般食料品と酒類で、エントランス側に8台のレジ。生鮮の取り扱いはありませんが、カットサラダやおにぎりなどは品揃え程度に陳列されています。輸入食品コーナーはメインの通路側に、韓国製品をディスプレイとともに大きなスペースを取っていたほか、中華料理やタイ料理などのアジアン製品も多くをしめています。
価格は価格としても、店舗全体としては、手書きポップや陳列方法などドンキらしい「買い物を楽しめる」雰囲気ではあるので、若年層を中心に集客を見込めるのかなと感じます。
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ご当地・上杉謙信公バージョンか
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ご当地・直江兼続バージョンか
店舗東側外壁
上越ウイングマーケットセンター
上越ウイングマーケットセンターは、1994年に上越地域最大の商業施設としてオープン。ディスカウントスーパー・カウボーイを中心に、ホームセンターや飲食店のほか、各専門店の棟で構成されていました。その後、周辺に大型商業施設が進出するにつれ、客動向も変化。カウボーイの撤退やテナントの入れ替えが続き、現在では24時間営業の入浴施設も営業。客層や客数の変化とともに、その内容も変化(進化?)しているようです。
ひらせい生鮮広場
ドン・キホーテの価格比較対象店舗はナルス上越インター店となってはいますが、同じ上越ウイング内で目の前にひらせい(ホームセンター)の生鮮広場も営業しているので、生鮮食料品以外は重なる部分もあるのかと。ただ、ドン・キホーテが一通りの品揃えをしているので、ひらせいに限らず、上越ウイング内で競合となる店舗もあるのかと察します。
上越ウイング南側の棟は、入浴施設や飲食店が営業するほかは、多くは空きフロアとなっています。上越ウイング自体が1990年代のバブル期に建設されたこともあり、現在では施設を持て余していたり、放置されている個所もあります。今後は規模縮小も含め、来るべき時期に仕切り直す必要はあると感じますが、ドン・キホーテの出店によって、ショッピングゾーンとしての客流動の中心は、さらに北側に移動。温度差を感じるようになりました。