店舗偵察レポート

5月10日に自己破産申請した旧パワーズフジミから、マックスバリュ東北が譲受した7店舗のうち、村上市の村上肴町店跡ですが、マックスバリュ村上肴町店として7月23日オープンとなり、営業を再開しました。
■参考記事／パワーズフジミ　自己破産申請　事実上倒産へ

ロゴ看板を差し替え、外壁は横ラインが入った近年のマックスバリュ仕様に塗り替えられましたが、店内は旧パワーズフジミ当時の内装や什器をほぼそのままの状態で使用。導線は反時計回りで、花・青果・鮮魚・畜産・冷凍食品・乳製品・飲料水・惣菜の流れでレジは通常5台ほど。飲料水のケース付近に、リカーとたばこの販売は申請中との告知があり、今後に販売スペースが確保されるようです。エントランス側にはイオン水とイオン銀行ATMを設置。

トップバリュが並ぶイオンの店そのもので、ボリュームを抑えたあっさりした売り場となっています。そもそも、村上市内には既存のイオン村上東店や、店舗より1キロ範囲内のJR村上駅前には、2006年までジャスコ村上店が営業していたので、ブランクはあるものの、顧客が見慣れた商品が並ぶ売り場なのかと。生鮮品も比較的、県内産が多いように感じました。

ご年配の客層も見受けられ、売り場で再開を喜ぶ会話も。今の段階では、平坦な売り場ですが、リカーやたばこの販売が始まり、顧客のニーズが反映されてくると、もう少し色が出てくるのかと予想しつつ、期待しています。