5月10日に自己破産申請した旧パワーズフジミから、マックスバリュ東北が譲受した7店舗のうち、東区の本店跡ですが、マックスバリュ藤見町店として7月30日オープンとなり、営業を再開しました。
■参考記事/
パワーズフジミ 自己破産申請 事実上倒産へ
外観はロゴ看板を差し替えたのみで、店内も旧パワーズフジミ当時の内装と什器をほぼそのままの状態で使用。導線は反時計回りで、青果・鮮魚・畜産・寿司・惣菜・乳製品・飲料水の流れ。レジは通常6台ほど。リカーとたばこの販売は申請中との告知がありました。エントランス付近にインフォメーションとイオン水、イオン銀行ATMを設置。
トップバリュが並ぶイオンの店そのもので、平坦な売り場となっています。 オープニングセールも山二ツ店・上木戸店と共通で、静かな出だしかと。 譲渡された店舗の中では売り場面積が広く、レジ付近にかけてはかなりフロアに余裕があるように見えました。
店舗より1キロ範囲には、原信河渡店(マーケットシティ河渡)や錦町店のほか、ウオロク河渡店や牡丹山店、チャレンジャー赤道店などの競合も存在しますが、イオン新潟東店の商圏でもあり、トップバリュやワオンなどを通じて、一定の集客は見込めるのでしょうか。同じくマックスバリュ東北に譲受された上木戸店とは、2キロほどの距離となります。
…さて、7月19日から怒涛のオープンラッシュとなった、新潟県内マックスバリュ7店舗も、これでひとまず一段落。各店とも完全な居抜き出店に加え、トップバリュの並ぶ売り場だったことで、特にコメントすることはありませんが、地味に浸透しそうな点が気になるところかと。