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2016.3.3更新

ウオロク亀田店 3月3日オープン


写真・新潟市江南区亀田大月1丁目 ウオロク亀田店
■参考記事 ウオロク亀田店 建設工事進む
江南区で店舗建設を進めていたウオロク亀田店ですが、3月3日オープン。JR亀田駅を中心とした住宅や事業所が立ち並ぶ一角で、新潟市街と郊外を結ぶ県道沿い。1キロ範囲には、イオン亀田店(2月までマックスバリュ亀田店)やウオエイ亀田店のほか、ひらせいホームセンター亀田店やアピタ新潟亀田店、キューピット亀田店・かめだ三條岡店。2キロ範囲には、イオンモール新潟南などの競合店が立地。3キロ範囲には、2013年11月にウオロク中野山店がオープンしており、今回の亀田店を含めて、郊外の住宅街に一手を打つように、徐々に自店の空白区を埋めてきました。
導線は反時計回りで、ベーカリーボーレとイートイン(ウオロクカフェ)、青果と並行して寿司・弁当・惣菜・鮮魚・畜産・乳製品・漬物類・リカー・飲料・冷凍食品の流れ。レジは通常9台ほど。サービスカウンターの銘店には、地元菓子店の大阪屋・メリーチョコレートなど。テナントはクリーニングのクイックボーイのほか、青果エントランス側には、第四銀行のATMが置かれていました。
ポイントとしては、青果の地元いきいき野菜コーナーで江南区周辺の農家産直、日本各地よりの直送コーナーでは九州産を中心に、沖縄産の島にんじんのほか、珍しい品ぞろえも。地元カラーとして、鮮魚では新潟市中央(卸売)市場からの入荷や見田元七商店の漬魚、丸榮製粉の乾麺や粉類、クレールのパン、古泉蒲鉾の練り物など。日本酒は地元亀田(正確には亀田の隣)の有名酒蔵…ではなく、沼垂の今代司酒造を推しつつ、県内各酒蔵の品ぞろえを充実させていました。今代司や丸屋本店の名前を見ると、市中心部近郊という感じですが、関本製麺や亀田製菓も何気にスペースが広いのは気のせいかと。また、ウオロク開発商品が大量陳列されている箇所もあり、第二の握手となるのでしょうか。
オープニングということもあってか、店内にはスーツ姿の業界人御一行様や、ダウンジャケットの下からYシャツが見える競合の売り場担当者とおぼしきグループの姿も多く…。私服で一般客を装っているものの、エンドの組み方について改善点を語っている、明らかに業界キャリアの女性陣。
一般客と思われる夫婦や親子連れは、近郊のウオロク店舗で買物をしていることもあるのか、中野山店や新津店、鐙店と比較している会話を複数聞き…。と言いますか、立地を見ると店舗周辺に限らず、郊外からの通勤者や流動客も多いような感じもします。

大型ショッピングモールや競合店の攻勢に晒され、少々疲れてしまった店舗が目立っていた亀田駅周辺でしたが、買物の選択肢が増える点では"周辺住民にとって"良かったのかもしれません。

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