店舗偵察レポート

2015年10月14日にイオンリテールの子会社化を表明した清水フードセンターですが、4月下旬よりとやの店を皮切りに、イオンカードと電子マネーWAON(ワオン)を使える店舗を順次拡大しています。既にとやの店では、店舗外壁にAEONロゴも登場。店内にはイオン銀行ATMやWAONがチャージできるWAONステーションが設置され、その脇にはイオンカード入会受付の特設カウンターも。

チェッカーのエプロンはWAONバージョンがお目見え。各レジ脇にはイオンカードの案内をつるしたフロアスタンドなど、WAONステーションを含め、レジ周りはすっかりAEONのどこかの既存店でよく見る光景と似た雰囲気に。売り場にもトップバリュの商品が見受けられるようになり、店内各所には「イオンと清水フードセンターは家族になりました」のポスターが掲示されていました。

春先のPR広告や店内設置のパンフレットでは「近い将来、イオンの商品やサービスが、清水フードセンターでも…」との文言を見ましたが、ずいぶん早い近い将来だったのね…と。
3月にマックスバリュ東北より承継したイオンリテールのスーパーマーケットは、惣菜や弁当、パンを中心に清水フードセンター化していましたが、今後は清水フードセンターのイオン化が進むにつれ、お互い歩み寄り、そしてその境界は消え、本当の意味で「家族」になるのかもしれません…。

清水フードセンターにおいて、トップバリュ導入の先駆者である、西内野店(昨年11月オープン)。店内には、イオンカード・WAONの導入は5月中旬予定との告知がありました。そのためか、外壁にAEONロゴは見当たりませんでしたが、屋外の自動販売機はお先にWAON仕様となっていました。

…さて、最後に在りし日のとやの店の写真をご覧いただき、レポートを終了いたします。