店舗偵察レポート

中央区で店舗建設を進めていたウオロク馬越店ですが、9月10日オープン。国道7号線・栗ノ木バイパスの笹越橋交差点近く。住宅や事業所が立ち並ぶ一角で、堀川醸造跡地への出店となります。1キロ範囲には、キューピット中山店や清水フードセンター中山店のほか、イオン笹口店やウオロク鐙店など。自転車やバイクでの5分圏内で見ると、住宅密集地を抱えた魅力ある立地ではあるのかと。

導線は反時計回りで、トイレ・フラワー・青果・鮮魚・畜産・乳製品・惣菜・弁当・寿司・ベーカリーボーレとイートイン(ウオロクカフェ)の流れ。畜産向かいからレジに向けては、リカーと冷凍食品。レジは通常7台ほど。サービスカウンターの銘店には、地元菓子店の大阪屋・メリーチョコレートなど。テナントはクリーニングのペリカンクリーニング、店内には第四銀行のATMを設置。

ポイントとしては、青果の地元いきいき野菜コーナーで近郊の農家産直、日本各地よりの直送コーナーでは九州産を中心に、沖縄産の品ぞろえも。地元カラーとして、峰村醸造の味噌、野沢商店の漬物、古泉蒲鉾の練り物など。日本酒は地元・沼垂の今代司酒造を推しつつ、県内各酒蔵の品ぞろえを充実させていました。すぐに食べられる食材からベーカリをイートンまでつなげる導線は、ファストフード化？した、近隣のイオン…とまではいかないものの、簡単なランチやディナーには良い気も。

アクセスは、交通の要である国道7号線・笹越橋交差点からも望めるうえ、外壁のカラーも相まってかなり目立つ存在ではあるのかと。ただ、周辺の交通量が多いことや、店舗東側は生活道路のため、東西2か所の各駐車場出入口に入場制限が設定されています。夜9時以降に東側出入口は閉鎖されるため、道路の選択を間違えると、方向によっては朝まで入場できない夜のミステリーもあるかと…。