店舗偵察レポート

長岡市の左岸バイパス沿いで店舗建設を進めていた原信七日町店(アクロスプラザ長岡七日町)ですが、11月25日オープン。原信七日町店やマツモトキヨシのほか、セリアなどが出店。1キロ範囲には、良食生活館きたまち店やウオロク北山店のほか、イオン長岡店や原信古正寺店などが立地。また、ダイレックス喜多町店やドン・キホーテ長岡インター店、スーパーセンタームサシ長岡店やコメリ西長岡店など、競合が多い地域です。店舗東側は11月13日に閉店したナルス大島店の商圏と重なり、店舗西側は関原店まで3キロほど自社の空白区となっており、広範囲の集客が見込めそうかと。

内外装とも、近年の新店や改装店と同様のスタイル。店内導線は時計回りで、ハラシンカフェ、フラワー、青果と並行して弁当・惣菜、寿司、鮮魚、畜産、日配品、乳製品、冷凍食品、リカーの流れ。レジは通常8台ほど。エントランス側のサービスカウンターには、中村屋や風月堂、ボンオーハシやモロゾフの銘店のほか、電子イオン水、銀行ATMなど。ベーカリーや惣菜、サラダ、リカー、スイーツなど充実させたようです。そして、コピペで恐縮ですが、新店を巡回するおなじみ？のロングホーン(正しく書けば、原信サマースカラシップで贈られたテキサスロングホーンの角と鐘？)が鎮座。

ポイントとしては…

• 青果「百果百菜」、焼魚「魚菜」、焼そば・お好み焼きなど「てっぱん屋」、ロテサリーオーブン、七日町中華街、七日町鮮魚丸、まぐろ屋、ひもの屋などの各ブランド
• 洋菓子の長岡ブランド？ローランローゼ、ボンオーハシ(ボンオーバーではない)
• 地元長岡の酒造清酒や、柳醸造の漬物、越後魚伊の和風惣菜 etc...

長岡らしい原信の店というか、原信らしい長岡の店というか…。年間数店のペースで原信の改装店や新店を見ていると、もはや書くことも思いつきませんが、各部門の細かい売り場づくりと、イートインからベーカリー、惣菜からお寿司、刺身までの一連の導線にボリューム感はあるのかと。オープニング以降、どれだけ維持できるかにもよりますが、低価格路線の競合とは一線を引ける気もします。

余談ですが、店名「日町」シリーズとして、四日町店(三条市)・六日町店(南魚沼市)・七日町店・十日町店(十日町市)・十日町北店を含めると5店舗ですが、ひとまずこれで落ち着くのでしょうか…。