ドン・キホーテ十日町店
2021年4月23日 オープン
十日町市丑712-1
イオン十日町店を核とした「妻有(つまり)ショッピングセンター」ですが、4月23日にドン・キホーテ十日町店がオープン。周辺は十日町市郊外の幹線沿いにロードサイド店が連なる地域。店舗裏(西側)にはホームセンタームサシ十日町店も立地し、イオンと合わせて市内では最大のショッピングセンターとなります。
今回オープンしたドン・キホーテの店舗は、移転のため2020年2月に閉店したケーズデンキ十日町店跡ですが、1994年の出店時にはホームセンタームサシの棟でした。
店内は情熱価格のジャングルですが、時節柄なのかフロアに余裕があるのか一般的なドン・キホーテより通路が比較的広め。基本的には生鮮を除く食料品と生活用品は、ほぼ何でも揃う印象かと。
店内には中学生や高校生と見受けられる集団や、ファミリー層なども多く見られました。新潟県初出店から15年以上が経過。いつしかファン層も年を重ね、いつのまにか孫と来店するシニアも増えたようで。
近隣店は40キロほど離れた長岡川崎店となり、ようやく十日町盆地にペンギン王国が現れました。それにしてもプレスリリース「新潟県南部に初出店」のフレーズ。そもそも全国向けと察しますので、突っ込む気はありませんが、県民にとっては「どこ?」と思う人も少なくはないような。
隣接するイオン十日町店。ドン・キホーテとの相乗効果で集客も見込めそうですが、1994年オープンから時間も経過しているためか、店内も含めて全体的に色あせた印象。また、食品フロアも商圏の原信と比較すると鮮度面で見劣りする点も多いうえ、ドン・キホーテの驚安なる情熱価格も加わり、存在感が薄くなっているような印象かと。
オープン当初は人口に見合った程よい規模に見えましたが、現在では広いレジャーコーナーや空きフロアも目立つなど、若干持て余している感はあるようです。内外装の一新と店内レイアウトを見直す時期はきているので、今後のテコ入れに期待したいところかと。