ウオロク小舟店
2022年3月25日 オープン
新発田市小舟町1丁目4-7
新発田市の国道7号線沿いで建設工事が進んでいたミッドタウン小舟(こふね)ですが、3月25日にウオロク小舟店がオープン 敷地にはウオロクやジョーシンのほか、ドラッグトップス、スターバックスコーヒー、松屋、松のや、コインランドリードルフィンなどが出店。昨年12月にはジョーシンやスターバックスコーヒー、ドルフィンが先だってオープン。今回は残りの店舗が順次オープンとなりました。
ウオロクの外装は近年の新店である燕店や中条店とは若干異なり、新発田市の外観条例に配慮しているのかロゴは庇より下に掲げているうえ、ブラウン基調をベースにアイボリー調で補色している前者とはおおむね逆となり、落ち着いたおもむきに。
店内の導線は時計回りで、県内地場野菜と全国産直名産スペースを備えた青果・鮮魚・畜産・リカー・惣菜や寿司と並行してアイスや乳製品・ベーカリボーレとイートイン「ウオロクカフェ」の流れ。レジ向かいに銘店とサービスカウンター。レジは通常、セミセルフ4台と、セルフレジ6台ほど。
内装は天井と床をアイボリー調、側面や什器および冷蔵ケースをブラック調とし、ポイント照明で高品質感を演出。冒頭の地場野菜とリカーコーナーは、天井も含めてブラック調となっており、目を引くスポットに。
全体的にはリカーからの惣菜・寿司・ベーカリー・スイーツ類のライン、いわゆる即食を充実させるとともに、近郊の青果産直機能も兼ね備えた売り場なのかと。とはいえ、強みの鮮魚も近郊漁港で水揚げした丸物を揃えたり、畜産も地元銘柄や近郊加工のハムソーも見られるので、比率は違えど当事者にとっては全部本気なのかと。
2キロ範囲にはウオロクコモ店(コモタウン新発田)や緑店が営業しており、ほぼ中間地点での出店となりますが、国道を挟んで300メートルほど西側、2008年に開設されたウオロク城北センターは、かつての城北店であったことから、十数年を経て同エリアに再出店とも見えます。
ただ、単なる再出店の意味合いより、1998年オープンで当時は一大商業地だったコモタウン新発田も、2005年のジャスコ新発田店(現イオン)再出店以降、周辺への競合進出や生活スタイルの変化、建設から四半世紀近く経つ施設の現状を考慮すると、位置的にも将来的に伸びしろのある環境が整いつつある現地へ軸をシフトさせたいのかも。(あくまで憶測ですが)
ほか、敷地には若干の砂利スペースもありますが、今後は計画に沿って飲食店などの誘致も進むのかと。
いずれにしても、ジョーシンはコモ店が立地するコモタウンからの移転となり、今回もウオロクとのコラボで一層の集客を見込めるので、コモタウンに代わる新たなスポットが誕生した印象です。