アピタパワー新潟亀田店
2022年7月1日 リニューアルオープン
新潟市江南区鵜ノ子4丁目466
昨年12月頃から店内改装のため、売り尽くしセールと並行して、店内各所でテナントの入れ替えや移転を行っていたアピタ新潟亀田店ですが、7月1日にアピタパワー新潟亀田店としてリニューアルオープン。
おおむね、6月までに多くのテナントを2階へ集約した専門店街と、レイアウトを再編した直営フロアとともに一新。1階の食品フロアは産地地産を謳う「食の殿堂ユーストア Produced by APITA」に転換。地場野菜のほか、近海の鮮魚を取り扱う「魚優」や、肉の専門店「亀田ミートセンター」など生鮮に特化した売り場に一新。食品フロア隣接で、生活雑貨などを中心とした「雑貨創庫」フロアも誕生。
1階はそのほか、フードコートやニトリ、飲食店等は通常通り営業していますが、工事中の個所も多く、今後も動きは見られるのかと。残るドン・キホーテの8月オープンによって、さらにファミリー層を囲い込みたいところでしょうか。
思い返せば2000年にオープンした際は、アピタとユーホームを核としてテナントを従えた構成でした。2006年にユーホームが撤退しニトリなどが出店するわけですが、以降も小規模なリニューアルのほか、飲食店や専門店などテナントの入れ替えはあったものの、レイアウトはその延長線上にあった印象です。
2007年に現在のイオンモール新潟南オープンによって、地域での首位は譲り渡しはしたものの、人によってはゆっくり買い物ができる環境との声もあり、現在まで一定の集客は得ている印象です。今回のリニューアルによって、時間や空間を楽しむイオンモールに対し、専門的なアイテムを探す楽しさを提供するアピタパワーへと差別化されたようにも見えます。
そういう意味では、連結子会社でもあり、事実上の親会社であるドン・キホーテの方向性が垣間見れるのかもしれません。