ドン・キホーテ燕店

2024年5月29日　オープン
燕市東太田2920

昨年9月に移転のため閉店した国道289号線沿いの原信燕店跡ですが、5月29日ドン・キホーテ燕店としてオープン。従来のドンキとしての品揃えに加え、地元産業で要の一つでもあるアウトドアのアウトレット用品のほか、新潟のスポーツ観戦グッズも充実している印象も。全体的には燕とツバメを感じる店内販促での演出は、従来の驚安品揃えに加えて地元らしさ満載な売り場になっているのかと。

県央地域初出店と当然ながら、オープン初日は駐車場で満車の時間帯もあり、周辺も渋滞気味と注目の混雑となっていました。営業時間が9時から25時と、ドンキらしい深夜営業で一定の集客を得られるでしょうか。

1キロ範囲周辺にはダイレックス燕店のほか、原信燕店やマツモトキヨシ燕東太田店に燕店、クスリのアオキつばめ白山町店に水道町店、ウオロク燕店やドラッグトップス燕店、ひらせいホームセンター燕店などが立地。原信とウオロクを除けば、ディスカウント要素のある競合との商戦も見られると察します。ただ、周知のとおりドン・キホーテの品揃えはPBを含めバラエティに富んでいることもあり、単に競合との価格競争のみでは測れない点もあると見られますが、若年層を含めた一定層を取り込める要素は充分にあるのかと。

ひらせいホームセンターは食良品館も併設していますが、基本はホームセンターの来店客向けでの利便性を含めた売り場とも見られ、NBの飲料水や酒類などは大ロットやケース売りといった販路が主であり、また客層も年配層を含めた農業従事者や製造事業者も多く、ドン・キホーテやドラッグストアの細かい品揃えとは異なる印象なのかと。

深夜営業で言えば、燕市内に24時間営業のラ・ムー燕吉田店も立地しますが、こちらは生鮮や一般食料品を中心としたPB主力。前項の競合各店を含めて一定の影響はあるにしても、アミューズメント化してるドン・キホーテとは一線を画している気もします。とは言え、しばらく関係者に注視される地域となりますが、同じ燕市内で従来の吉田地区の商戦に加えてさらなる商戦エリア誕生と、燕もなかなか情熱価格な地域ですねと、考えさせられるのかと。