清水フードセンター巻店
新潟市西蒲区甲4132-1
西蒲区のJR巻駅から500メートルほど東側で営業している、清水フードセンター巻店。事業所や商業施設が連なる幹線沿いの一角で、周辺は市街地となっています。店舗駐車場からはチャレンジャー巻店と、ローソン巻蓮田店が望める位置。テナントには、くすりのコダマ巻店が営業していましたが3月末をもって閉店。コダマフロアはシャッターで閉じられているものの、食品側のテナントフロアにも空きが目立つ状態となっています。
店内の導線は反時計回りで、青果・鮮魚・畜産・乳製品・惣菜・リカーの流れ。レジは通常4台ほど。どちらかと言うと、集客の多い店舗ではなく、生鮮比率を抑えた落ち着いた売り場になっています。ある意味、清水フードセンターらしい懐かしい雰囲気かと。7月末、隣接する燕市の吉田東店閉店にともない、新潟市内では最西端の店舗となりました。
店舗1キロ周辺には、ウオロク巻店や原信巻店のほか、チャレンジャー巻店やマルイ巻店、リオン・ドール巻店やひらせいホームセンター巻店などが立地。歴史的に見ると、マルイ巻店ととともに古参店の部類となるのでしょうか。記憶が正しければ、かつては店舗前の市道を挟んだ専用駐車場から、水路を跨いでチャレンジャー駐車場と行き来できましたが、現在では駐車場の一部は宅地や店舗となり、行き来はできません。
それにしても、巻アイビスが一世を風靡?し、以降はチャレンジャーが低価格で攻勢をかけ、さらに市街地周辺に郊外型ショッピングセンターが次々と出店した、激戦ともいえる地域。今までよくぞ耐えてきたなと感じましたが、小型店舗であったことや、駐車場からアクセスできた巻アイビスとの相乗効果もあったのでしょうか。
すでにピークは過ぎた末期的な印象ですが、このノスタルジックな店舗はできうる限り、残していただけたらと。