スーパーのピークタイムについて考える

お待ちかねでもあり、恐怖でもある時間帯。
店にとっては、かきいれ時。

準備万端ならば、千客万来。

パートが急に休んで、アルバイトが遅刻して人員が足りない、
作業が追っつかないと、 見るも無残な、店休日前の売り尽くしセール状態。

売り場ガッタガタ。

店長やマネージャーが血相変えて、バックヤードに怒鳴りこんでくる。

「肉を切ってる暇があったら、売り場へ出ろ!」

てか、その売る肉を切っているんですが。


店内出入口がカオス。

回収コーナーのトレー・牛乳パック・ペットボトルが、あふれんばかり。
買物カートや買物カゴが散乱。

風で飛んでいくトレー。

ピークタイム前に回収してほしいけど、やはり忙しいですかね。


生鮮品を放置。

鮮魚の平ケース脇に、品出し8段カートが置きっぱなし。

品出しする気配も無いのでよくよく見ると、
値引きした魚のガラや、ぶつ切り、練り物商品の山。

品出しカートは什器ではありません。

ピークタイムで回転が速いとはいえ、
冷蔵品はケース内で売り切りましょう。


値引きシール一式が売り場に放置。

生鮮パックの上に「半額」「2割引」「3割引」値引きシールの束が、
マジックペンと共に置かれたまま。

近くに店員はいない。

「勝手に好きな商品、値引きしてイイって事?」
「束ごと持って帰って、買い物ごとにほしい商品に貼ろうかな」

どんなに忙しくても、売り場に置き忘れてはいけません。
値引きシールは札束と同じです。

また、勝手に持って帰って、次回来店時に使ってはいけません。
立派な犯罪です。


ドロア開けっぱなし。

会計の済んだお客が、チェッカーさんに言う。
「これ。包装してもらえるかしら」

「あちらのサービスカウンターで包装しますので、お持ちいたします」

サービスカウンターまで商品を運んでいる姿に感動したものの。

現金丸見え。

自動釣銭機に替えた方がいいかも。


床に複数の足跡。

たいてい、店内出入口にはマットが敷いてあり、
店内水浸しという光景は多くはないですが、
雪が降る日は、マットでは取りきれない雪が通路で溶けてしまいます。

来店客数と比例するので、忙しい時ほど汚れますが、
こまめに拭いてください。


睨む店長。

競合店の買物袋を持参。

レジ応援の店長。

よほど競合店が気にいらないのか、
単に私の態度が気に入らないのか知らないが、
終始ジロジロ。

嫌なら「当店のレジ袋に限る」って書いて貼っとけばいいのに。

ピークタイムでも、レジ応援に入らないでほしい。


※本稿は過去記事をリライトしたものです。